漫画「奥田民生になりたいボーイ・出会う男すべて狂わせるガール」(渋谷直角著)の映画化が決定。
原作は、「週刊SPA!」(扶桑社)や「CREA」(文藝春秋)、「GINZA」(マガジンハウス)、「EYESCREAM」(スペースシャワーネットワーク)など、人気雑誌に多数の連載を持つ人気漫画家/コラムニスト渋谷直角の伝説的サブカル漫画だ。「力まないカッコいい大人」奥田民生に憧れる雑誌編集者が、出会った男すべてを狂わせてしまう魔性のファッションプレスに一目ぼれし、恋の喜びや絶望を味わい、もがき苦しむ抱腹絶倒のラブコメディ。
主人公【コーロキ】を演じるのは、映画、舞台、ドラマ、CMなどで幅広い役柄を変幻自在に演じる当代随一の俳優妻夫木聡。奥田民生に憧れるうだつが上がらない35歳編集者を、コミカルに演じる。
ヒロインの【あかり】を演じるのは、話題の映画やドラマに立て続けに出演し、本業のモデル活動では常にファッションアイコンとして君臨する水原希子。出会う男すべての人生を狂わせてしまう魔性の女を、最強(最恐)にキュートに演じる。
また松尾スズキ、新井浩文、安藤サクラ、リリー・フランキーと一癖も二癖もある登場人物たちを、邦画界を代表する豪華俳優陣が演じる。
監督・脚本は、初映画監督作品となった「モテキ」(2011年)で、日本映画の新たな地平を切り開いた鬼才・大根仁監督。今秋には福山雅治との初タッグが話題の「SCOOP!」(10月1日)の公開を控えるなど、今最も注目の映画監督だ。
そして本作は「モテキ」に代表される、大根監督が元来得意とする男女の生々しい“ラブとエロス”を描く作品。伝説となった「モテキ」を超える、かつてない恋愛エンターテインメントが大根マジックにより誕生する!!
音楽は、タイトルにもなっている奥田民生の珠玉のナンバーを余すことなく全編に使用。個々の楽曲は主題歌やBGMの枠を超えた役割を与えられ、大根マジックにより革新的な音楽映画として再編集される。
【キャスト】
●コーロキ・ユウジ役・・・妻夫木聡(35歳)1980年12月13日生まれ。
奥田民生をこよなく愛し人生の指針としている。
家電雑誌の編集部から、オシャレライフスタイル雑誌『マレ』の編集部に異動することに。
「民生のような編集者」を目指して日々奮闘する。
仕事で出会ったアパレルの美人プレスあかりに一目ぼれする。
●天海あかり役・・・水原希子(25歳)1990年10月15日生まれ。
レディスブランドのプレス。
超絶美人に加えて、男を狂わすしたたかさを持つ魔性の女。生態のほとんどが謎。
●ヨシズミ役・・・新井浩文(37歳)1979年1月18日生まれ。
『マレ』の編集部。コーロキの先輩。
●美上ゆう役・・・安藤サクラ(30歳)1986年2月18日生まれ。
『マレ』で長期連載している人気コラムニスト。文章はすばらしいが、原稿の上がりは死ぬほど遅い。
感情の起伏が激しく、コーロキは振り回されてばかり…。
●倖田シュウ役・・リリー・フランキー(52歳)1963年11月4日生まれ。
フリーのファッションライター。
●木下役・・・松尾スズキ(53歳)1962年12月15日生まれ。
『マレ』の編集長。
いつも笑顔で仕事をフォローしてくれ、編集部からの信頼も厚い。基本的におだやかな性格だが…。
【ストーリー】
奥田民生を崇拝する35歳、コーロキ。
おしゃれライフスタイル雑誌編集部に異動になったコーロキは、慣れない高度な会話に四苦八苦しながらも次第におしゃれピープルに馴染み奥田民生みたいな編集者になると決意する!
そんな時、仕事で出会ったファッションプレスの美女天海あかりにひとめぼれ。
その出会いがコーロキにとって地獄の始まりとなるのだった…。
あかりに釣り合う男になろうと仕事に力を入れ、嫌われないようにデートにも必死になるが常に空回り。
あかりの自由奔放な言動にいつも振り回され、いつしか身も心もズタボロに…。
コーロキはいつになったら奥田民生みたいな「力まないカッコいい大人」になれるのか!?
そしてもがく先にあかりとの未来はあるのか!?
【作品概要】
映画タイトル:「奥田民生になりたいボーイと出会う男すべて狂わせるガール」
略称:「民生ボーイと狂わせガール」
原作:渋谷直角「奥田民生になりたいボーイ・出会う男すべて狂わせるガール」(扶桑社)
監督・脚本:大根仁(「モテキ」、「バクマン。」)
制作:ホリプロ、オフィスクレッシェンド
制作協力:東宝映画
配給:東宝
公開:2017年全国東宝系にて
Ⓒ2017「奥田民生になりたいボーイと出会う男すべて狂わせるガール」製作委員会
Ⓒ渋谷直角/扶桑社