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リンダdada(N’夙川BOYS)「好きゃっと」Vol.4  ゲスト:坂本美雨  前編

rindadada

ーサバ美ちゃんも最初は野良だったんですよね?

坂本「そうですね。でも警戒心がないので、最初は飼われてたのかもしれないです。地域猫になってボランティアの方が面倒みてくれていたんだけど、外で虐待されて、木にギュウギュウに縛りつけられたりしてたらしくて」

リンダdada「ええっ!」

 

坂本「そんな風に虐待されてもボランティアの方が呼んだらニャーッて甘えにくるから、この子はまた同じことをやられちゃうかもしれないから里親に出しましょうってことになったそうなんです。サバ美は7歳の時に拾ったタビちゃんにすごく似てたんですよ」

—似てる猫って思い入れがありますよね。

リンダdada「めちゃめちゃありますよね。前に実家で飼ってた猫が車に敷かれて、警察が処分したから死に目にも会えずで。それもあって今もよう飼わんなっていうのもあるんですけど、その子が茶色い猫やったから茶色い猫見たら『あっ!』って思うんです。『もうちょっと太いねんな』『違う年な』とか自然と比べてたりして」

坂本「何歳くらいの時ですか?」

リンダdada「10年くらい前かな。大きくなってから家にやってきた猫で、ロッシって呼んでて。元々生駒のサーキット場に住みついてた猫なんですよ。父親と弟が走りに行ったらロッシがなついてきて。あまりになつくから、そこのサーキット場のおじさんが『もう連れていってくれへんか』って言い出して、それである日突然やってきたんです」

坂本「じゃあお父さんが連れてきたんですね」

リンダdada「そう。それまで父親がそんなに猫にデレデレになることはなかったのに、『俺の猫や』ってくらい気に入ってて。その猫が頭よすぎて凄かったですね」

—というと?

リンダdada「ロッシはよく散歩に行ってたんですけど、2時間後にちゃんと帰ってくるんです。マンションの5階やったから似たような場所ばかりやのにちゃんと家がわかるし、定時に帰ってくる。あと、父親が起きない場合、タンスの上からお腹めがけてダイブして起こすっていう技も持ってた(笑)」

一同笑

(後編へ続く)

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