昨年リリースのセカンド・アルバム『エヴリ・オープン・アイ』が、世界中の音楽メディアによる年間ベストアルバム企画でピックアップされ、セールスだけでなく、評価の面でもブレイクスルーを果たしたチャーチズ。紅一点のヴォーカリスト、ローレンを擁するイギリスはグラスゴー出身のエレクトロポップ・トリオである彼らをこよなく愛するルーツ指向の4人組ロックバンド、THE BAWDIESのドラマー、MARCY。一見すると、接点がなさそうな2組の対談がここに実現した。ふたを開けてみれば、両者が大切にしているライヴ感や現代感覚といったキーワードを共通項に、言葉の壁を越え、会話は盛り上がりをみせた。
MARCY「赤坂BLITZでのライヴを拝見させてもらったんですけど、すごいアグレッシヴだったし、エレクトロポップでありつつ、生バンドらしいアプローチも取り入れていて、素晴らしいパフォーマンスでした」
ローレン「ありがとう。そう言ってもらえてうれしいわ」
MARCY「ローレンの歌い方がヴォーカリストとして格好良くて、生バンドを観ているような印象だったし、マーティンがヴォーカルを務めている曲“Under The Tide”も最高でした」
マーティン「アリガトー(笑)。やっぱり、お客さんがあれだけ盛り上がってくれると、僕もさらに盛り上がって、バンドもエネルギッシュになるんだよね」