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Suchmos『LOVE&VICE』インタビュー

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YONCE(Vo)、HSU(Ba)、OK(Dr)、TAIKING(Gt)、KCEE(Dj)、TAIHEI(Key)の6人で構成されるSuchmos。

 2014年には結成から一年強でフジロック「ROOKIE A GO-GO」に出場し、2015年には1stシングル「Essence」をリリース。そして、現在のメンバーとなりリリースした「THE BAY」で大きな注目を集め、sanabagun(HSUとTAIHEIは SANABAGUN.のメンバーでもある)やTHE THROTTLEなど、縁の深いグループと共に、音楽シーンのニュー・ウェーヴとして、その存在感を確かなモノにしている。

 ジャミロクアイに影響を大きく受けたという彼らのサウンドは、その通りアシッド・ジャズなどの要素も感じさせるが、同時に、シティ・ポップやアーバン・ソウルのような洒落た空気感も感じさせ、圧倒的に「クール」。メンバーの年齢は23~26歳と、若いグループではあるが、それはこれからの進化からも、目が離せないという事だ。ニューEPとなる「LOVE&VICE」で、その魅力をしかと感じ取って頂きたい。

 

——まず最初に、Suchmosのメンバーの出会いから教えて頂ければと。

OK「TAIHEIはHSUの大学の後輩なんで、彼だけ違うんですけど、他の面子は地元の友達だったり、幼なじみだったりで、子供の頃からの付き合いですね。僕とKCEEは兄弟で、僕が兄、KCEEが弟です」

KCEE「そういう実際のファミリーもいるけど、全員でもファミリーって感じですね」

——では、メンバーそれぞれの音楽的なバック・グラウンドも教えて下さい。

TAIKING「僕はSuchmosではギターなんですけど、もともと小学校3年生ぐらいから、ドラムを習ってて」

HSU「小学校の校務員さんが教えてくれてたんだよね、休み時間に」

TAIKING「そう。そこでHSUっと一緒に習ってて。だから、小学校の頃はロック系の『ドラムが熱い!』みたいな曲が好きでしたね。それから中学で、先輩の影響でギターを始めて、今に至るって感じですね」

TAIHEI「僕は母がヤマハの音楽教室の講師をしてたので、その影響で2歳の頃からエレクトーンを習ってて。音楽は、ディズニー映画の『ファンタジア』がとにかく好きで、そこが音楽リスナーとしての原点だと思いますね」

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