カラー写真の先駆者でもある、アメリカ生まれの写真家・ソール・ライターの半生を綴ったドキュメンタリー映画『写真家ソール・ライター 急がない人生で見つけた13のこと』が公開中。
かつては『ハーパーズ バザー』や『ヴォーグ』など有名ファッション誌の表紙も飾った写真家・ソール・ライター。しかし、写真に芸術性よりも商業性が強く求められはじめた80年代、彼は表舞台から姿を消してしまう。ところが2006年、ドイツで未公開写真などをまとめた初の作品集が出版されると、世界中で熱狂的な支持者が続出。今も多くの国で回顧展や出版が続いている。
今、彼の写真が多くの人の心に強く響く理由とは。「人生で大切なことは、何を手に入れるかじゃない。何を捨てるかということだ」と語る彼の人生に、あなたは何を感じる?
写真家ソール・ライター 急がない人生で見つけた13のこと
監督:トーマス・リーチ
(2012年/イギリス・アメリカ)
公開中
http://saulleiter-movie.com/