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Crossfaith『XENO』インタビュー

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――自己分析をして、海外のマネージメントやオーディエンスからどういう部分が評価されていると思いますか?

Koie「僕らが海外のバンドに感じるように、海外の人たちも日本のバンドが新鮮に感じるということもあると思いますし、音楽的には、メタル、ハードコアに、エレクトロの要素を加えたサウンドが特殊だったんです。しかも、その加え方が他のバンドがやっていない斬新なやり方だったんですよ」

――海外において高く評価されているメタルコアとエレクトロの融合は、もともと、どういうアイデアから生まれたんでしょう?

Kazuki「もともと、ヒップホップとメタルを融合させたリンキン・パークのようなミクスチャーバンドが好きだったこともあって、その延長線上の発想だったというか。周りと同じことをやってもしょうがないし、僕らにしか出来ない音楽を意識して、メタルとエレクトロを融合させていったんです」

Koie「僕とKazukiとTeruはCrossfaithを組む前に3年くらいミクスチャーバンドをやっていたんですけど、その時からTeruはDJとして、スクラッチをしたり、サンプラーやシーケンサーを扱ってきたんですね。キーボードがいるバンドは世界に沢山いますけど、Teruの場合はいわゆるプレイヤーとは違うDJやトラックメイカーとして、ダンスミュージックを奏でられるところが他のバンドと大きく異なる部分だと思います。当時のイギリスには「メタル・ミーツ・レイヴ」と評されたエンター・シカリのようなバンドが出てきていたんですけど、彼らのサウンドはぶっ飛びすぎてて、自分たちの求めるサウンドとは違ったし、メタルコアとエレクトロを融合するにあたっては、参考となるバンドがいなくて。だから、最初は手探りで、ストリングスやキーボードを入れるところから始めて、自分たちなりの試行錯誤を経て、「Blue」という2009年の曲からCrossfaithらしい個性が発揮されるようになっていったんです」

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