女王蜂のアヴちゃんが彼女を慕う男性たちとお忍びデート。その様子をドキュメントする新連載。初回はアヴちゃんの熱烈ファンであると公言している元敷島、浦風冨道親方がアヴちゃんをエスコート。初回は両国駅での待ち合わせから水上バスに乗って浅草へ。今回はゲリラ豪雨の中の雨宿りからお店巡りへと続きます。
PM16:40 雨宿り中
浦風冨道「女王蜂はファンにすごく愛されていますよね」
アヴちゃん「幸せなことですよね。お便りも沢山いただきます。私達の毎日が皆へのお便りだなって思います」
浦風冨道「ライヴがお便りみたいなものですからね」
アヴちゃん「そうなんですよ。地元時代とかファンの子がライブで失神しちゃったりして。わーすごいって」
浦風冨道「あはははは。雨、凄いですね」
アヴちゃん「本当に。……行っちゃう?」
浦風冨道「行きましょう」
PM16:50 ふじ屋
浦風冨道「こんにちは」
川上千尋(ふじ屋主人)「親方、いらっしゃいませ」
アヴちゃん「こんにちは。手ぬぐいのお店なんですね、素敵!」
川上「そちらにあるのは手ぬぐいの型紙なんですよ」
浦風冨道「型紙なんですか! 触っていいですか?」
川上「和紙に柿渋を塗ったものを漆で貼っているんです」
アヴちゃん「で、色をのせていくんですか?」
川上「型をおいて、糊おいて、上から染料かけて。そうやって作られた手ぬぐいには表裏がないんです」
浦風冨道「よく物販とかで売ってるプリント地の手ぬぐいは汗を吸わないんです。ちゃんと染めてるものは最初から吸いますし、2、3回洗うと馴染んできますから全然違います。こちらには俺もずっと来たくて。手ぬぐいがあると買いたくなっちゃうんで、こういう所が一番危険なんです(笑)」
アヴちゃん「そうなんですね。すごい勉強になります」
浦風冨道「1点プレゼントしますよ。なにか選んでください」
アヴちゃん「え、いいんですか? このドクロ、かわいいと思ってたんです。入ってきた瞬間にこれって思って」
浦風冨道「似合いますねえ。赤がいいっておっしゃってたから、俺は黒でお揃いで買いましょう」
アヴちゃん「ありがとうございます。大事にします」
浦風冨道「ご主人、ありがとうございます。またちょくちょく伺わせていただきます」
川上「私もまた両国に伺わせていただきます」
浦風冨道「ぜひ!」