ニューヨーク、サンフランシスコ、ポートランド、シアトル、そして東京。
世界を席巻するコーヒーカルチャーの新潮流を描いたドキュメンタリー「A FILM ABOUT COFFEE(ア・フィルム・アバウト・コーヒー)」が12月に公開される。
「ブルーボトルコーヒー」の世界進出 1 号店の地が東京に選ばれたその理由に、日本に根付く古き良き喫茶文化が深く影響していることはすでによく知られている。 ニューヨーク、サンフランシスコ、ポートランド、シア トル、そして東京― いま世界を席巻するコーヒーカル チャーのニューウェーブを牽引する5つの都市で活躍する、コーヒー業界のキーパーソンたち。彼らの哲学と仕事ぶりを追ったドキュメンタリー映画『A Film About Coffee』がいよいよこの冬、日本公開となる。
コーヒーを愛するすべての人におくる Seed to Cup(種からカップまで)の物語
「究極のコーヒー」を求め、豆の選定、焙煎、ドリップ方法…様々なアプローチで追求するコーヒーのプロフェッショナルたち。本質を追い求める姿はまるで求道者のようだ。ここ数年で拡大を見せる、高品質で風味の優れた「スペシャルティコーヒー」の市場。その担い手たちは 従来の“質より量”のコーヒー業界のカウンターとして、豆の生産地からカフェに至るまでのあらゆる場所に新たな経済の仕組みを息吹かせ始めている。コーヒーから始まるこの変革の姿を美しい映像とともに作り上げたのは、サンフランシスコ在住のCMクリエイター、ブランドン・ローパー監督。本作は自主制作映画でありながらも、世界 30カ国 108都市のコーヒー愛好者の手で自主的な上映会が開催され話題を呼び、ついに本国アメリカでも配給が決まった。コーヒーへの深い愛情が育んだ本作は、知られざるSeed to Cup(種からカップまで)の物語であり、 琥珀色の神秘の液体の奥深い世界へいざなう招待状だ。
2015年12月 新宿シネマカリテ ほか全国順次公開
監督:ブランドン・ローパー
出演:ダリン・ダニエル(スタンプタウン・コーヒー・ロースターズ)、マイケル・フィリップス(ハンサム・コーヒー・ロースターズ)、ジェームズ・フリーマン(ブルーボトルコー ヒー)、ケイティ・カージュロ(カウンターカルチャー・コーヒー)、デヴィン・チャップマン(コアヴァ・コーヒー)、アイリーン・ハッシ・リナルディ(リチュアル・コーヒー・ ロースターズ )、大坊勝次(大坊珈琲店)、田中勝幸(ベアポンド・エスプレッソ)ほか
(2014年/アメリカ/66分/16:9 /DCP)配給・宣伝:メジロフィルムズ
2015年12月 新宿シネマカリテ ほか全国順次公開
afilmaboutcoffee.jp