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FULLARMOR「NEW DEPARTURE」インタビュー

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ストレイテナーのホリエアツシと日向秀和、LITEの井澤惇、Nothing’s Carved In Stoneの大喜多崇規からなる4人組インスト・バンド、FULLARMOR。昨年の年始に再始動を発表した彼らが6年ぶりとなる配信限定のシングル「DEPARTURE」をリリースする。これまでは井澤とのツインベースの編成だった日向が今回はギターを手にしたところから制作をスタート。枠組みを意識せず、創作欲求を解き放ったことで、聴き手が気の向くまま自由に楽しむことが出来るフリーフォームな2曲が完成した。この作品を残して出発した彼らは果たしてどこに向かったのだろうか?

 

――FULLARMORはストレイテナー、LITE、Nothing’s Carved In Stoneのメンバーが集ったスーパー・バンドであり、2002年の結成から息の長いバンドでもありますよね。

大喜多「結成から考えると活動歴は結構長いんですよね」

ホリエ「ゆったりとした13年……」

日向「だって、何もしてない時期もありましたからね」

――ははは。音のテンションに対して、バンド自体はゆるい、と。

大喜多「結成も3人の飲みから始まってますからね」

日向「そうなんだよね。(ホリエ)あっくんが2人時代のストレイテナー、僕がART-SCHOOLをやってた時、あるきっかけで飲み友達になったんですよ。で、リハ終わりでベースを持ったまま、あっくんの家で飲むことになって、飲みながら部屋でベースを弾いてたら、『お、それ、カッコイイじゃん!今度一緒に音出したい』って。その時、あっくんから『すごい上手いドラマーがいるから』ってことで、オニィ(大喜多)を紹介されたんですよ」

ホリエ「最初は遊びでセッションしてたんですけど、曲を作るのが楽しくて、気づいたら、盤を作るにいたるまで盛り上がって」

日向「2003年に出した最初のアルバム『FULLARMOR』は全4曲の録りからミックスまでを丸一日で仕上げるっていうキツい進行だったんですよね」

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