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「こどものきもち」 Vol.1 DJ DARUMA

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——音楽的な変化はありましたか?

DJ DARUMA「子どもができたから具体的に音楽的に何かが変わったということはありません。ただ、音楽に対する見方の変化はありましたね。というのも僕や妻が好きで家の中で聴いているテクノやハウスを中心としたクラブミュージックと比べて、人気のあるポップスを聴いたときの子どもの反応がすごくいいんですよ。すぐに覚えて一緒に歌ったりするし。やっぱり多くの人に愛されるポップスのすごさは改めて感じてます」

——子どもが生まれることで、自分になかった目線が増えるということはありますよね。

DJ DARUMA「よく言われることですけど、やっぱり本当に親も子どもと一緒に成長していくんですよね。子どもが生まれたときに親も親としては新米なわけで。いつも長女からは『パパ』と呼ばれているんですが、この間どこかで覚えてきたのか、突然『お父さん』って言われてハッとしましたね。慣れないせいか、なんだか急に責任感がズシッと来たような(笑)」

——仕事柄、夜は一緒にいられなかったり、休日も仕事だったりすることが多いと思いますが、お子さんたちとは日々どのくらいコミュニケーションをとるようにしているんですか。 

DJ DARUMA「基本的には毎日1時間ぐらいは子どもたちと一緒に遊びたいと思っているんですが、やっぱり遅くなったり、本当に疲れたりしているときはなかなかできないですね。それで『あ、昨日も遊べなかったよな……』っていう葛藤があって。コミュニケーションが取れないときが続くときは、せめて風呂だけは一緒に入るようにしたりとか。地方遠征の週末GIGは昔と違って終わったら始発や朝一番の飛行機で帰るようして、日曜日の昼からは時間を作って一緒に遊んだり、どこかに出かけたりするようにはしています。やっぱり平日は妻に子どもたちのことを任せきりしてしまうことも多いので」

——家事の分担などはどうされているのですか?

DJ DARUMA「できる限りはやっているつもりですが、そこは妻に聞いて頂いた方がいいかもしれません(笑)。僕が考えている以上に家の中での妻の負担は大きいでしょうから。僕も子どもたちと一緒に丸一日過ごすことはありますが、やっぱり楽しいだけじゃなくて大変ですよ。それを彼女は毎日やっているわけですから、僕もできるだけのことはしないといけないなとは感じています。実践出来ているかは不明ですが(汗)」

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