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「こどものきもち」 Vol.1 DJ DARUMA

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「悩みがなかった子どもの頃に戻りたい」なんて台詞をよく聞くけれど、子ども時代にも悩みはもちろんあったのを大人になって忘れているだけだと思う。小さいながらにプライドも心配かけたくないという想いもあって、誰にも相談できないこともあるかもしれない。子どもに笑顔で過ごしてもらうにはどうしたらいいのか。これから全6回にわたり、子どもを持つ親であるクリエイターに登場してもらい、日頃どんな風に子どもと接しているか、親子関係で大切にしていることなどを語ってもらう。第一回目はDJやプロデュースはもちろんのこと、インスタグラムで新しいスタイルの家族像を打ち立て幅広い層に支持されているDJ DARUMAをフィーチャー。

 

 

——インスタグラムにお子さんたちとの写真をよくアップされていますね。ストリートカルチャーの第一線で活躍しながら良き父としての姿を両立しているところに新しいスタイルを感じました。

DJ DARUMA「今までに無い“お父さん像”というのは実はちょっと意識しているところでもあるんです。というのも、ダンスやスケートボード、DJなどのストリートカルチャーをずっと楽しんできていたのに、子どもが生まれたことをきっかけにやめてしまう人ってすごく多いように感じていて。それは子どもだけに限らず、就職や結婚が理由になることもありますが。もちろん、それをきっかけに夜遊びに行く回数なんかは絶対的に減ってしまうんですけども、意識的に100%辞めてしまう必要は全然ないのではないかと考えていて。カルチャーは子どもや家族と一緒になっても楽しめるものですし、自分がそれを体現することで、新しいスタイルとしてもっと広まってくれたらいいなと思っているんです。僕のインスタグラムでは刺青だらけの僕がクラブや様々な現場で仲間達と撮った写真と、子どもたちの楽しそうな笑顔の写真が並んだりするんですけど、それを見た人が『こういうのもアリだよね』って思ってくれたら」

——これまで、日本でそういったモデルケースになるような人がいませんでしたね。

DJ DARUMA「そうかもしれませんね。なので家族巻き込んだストリートカルチャーとの接し方や楽しみ方という新しいモデルケースになるつもりでやっています」

——そういう意識はいつ頃から生まれたんですか。

DJ DARUMA「そのツールとしてインスタグラムを始めたのが結構大きかったと思います。あくまで個人的な感覚ですがブログだと発信する側からの一方的な感じがありすし、ツイッターはネガティブな要素が流れてくることも多くて。それと言葉ってこちらの思う通りに受け取ってもらえなかったり、誤解を招いたりすることもありますが、インスタグラムのように写真だと、こちらのポジティブなバイブスがストレートに伝わる気がして。それにダイレクトな反応も頂けますし、やっているこちらも伝え方を考えることが楽しくなってきたというのがありますね」

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