柳川「本当に、ビジネスで成功して続くのも素晴らしいと思うんです。多分同じほど難しいと思うので。一番嫌なのが、その間を行こうとする人たち。金儲けをするなら思いきり金儲けするという覚悟ではなく、揺れながら生きていく人たちもいるけど、そうはなりたくないと思います。僕とショウくんは年齢は一回り以上違うけど、覚悟がある人は話に説得力があるというか、グッと突き刺さってくるものがあるから共感できますよね」
ショウ「俺も荒士さんが言ってたこと全部に、共感の嵐です(笑)。色々悩んでいることもありますが、荒士さんと話しさせてもらっていると悩まない方がいいなと思いました。やりたいことを全部やろうって(笑)」
柳川「僕だって悩むときはありますよ(笑)」
ショウ「もちろんそうだと思うんですけど、やっぱり俺は間違ってなかったんだなって。勇気づけられるというのも違うけど、このままもっと突き進もうと思えます」
──初めて話した時、煤を払えたって言ってましたもんね(笑)。
柳川「あはは。自分たちの力で、自分たちでできることの中で、好きなことをやって何が悪いって思うんです。自分に責任をもって、周りの人やサポートしてくれる人に感謝をもってやる覚悟があるんだったら、アーティスト、トップに立ってやっていく人というのは一番やりたいことをやっていかないとダメだと思います」
ショウ「そうじゃないと夢がないですからね」
柳川「スタッフを養わなきゃいけない、ちゃんと売上を上げなきゃいけないとなっても、自分自身が保守的になるとダメだと思うんです。そして、うちのスタッフは不思議なことに『どうぞやってください』という姿勢なんですよね」
ショウ「ついてきてくれるわけですね」
柳川「そう。多分僕がそういう性格だから周りもそうなっていくし、自分が周りをそうさせていくだけの説得力を持たないといけないんですよ」
ショウ「荒士さんを信じてついていきたくなる気持ちはわかります。一緒に夢を見れますからね。俺もバンドとして夢を見せてあげられるような存在になりたい。この間初めて野音でライヴをやった時に、こういう音楽でもそこに立てるんだというところから始まり、海外で活動することも含めて、口では言わずとも一緒に夢を見られるようなバンドになりたいと思います。自分たちの野心や野望が人にそうやって何かを与えられたら一番いいじゃないですか」
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OKAMOTO’S
オカモトショウ(Vo)、オカモトコウキ(G)、ハマ・オカモト(B)、オカモトレイジ(Dr)。2010年5月にアルバム『10’S』、11月に『オカモトズに夢中』、2011年9月に『欲望』を発売。2013年1月に4thアルバム『OKAMOTO’S』を発売。2014年1月15日に岸田繁(くるり)を迎えた5th アルバム『Let It V』を、8月27日にはRIP SLYME、奥田民生、黒猫チェルシー、 東京スカパラダイスオーケストラ、 ROY(THE BAWDIES)らとコラボを果たした5.5 thアルバム『VXV』を発売。5周年アニヴァーサリーツアー「OKAMOTO’S 5th Anniversary HAPPY! BIRTHDAY! PARTY! TOUR!」のファイナルでは東京・日比谷音楽野外大音楽堂を埋め尽くした。2015年2月4日、6thシングル“HEADHUNT”をリリース。同作品はアニメ「デュラララ!!×2 承」の主題歌となっており、期間生産限定盤ジャケットは完全書き下ろしイラストを使用。初の映像作品『OKAMOTO’S 5th Anniversary HAPPY! BIRTHDAY! PARTY! TOUR! FINAL@日比谷野外大音楽堂』が3月18日に発売される。また、3月にショートサーキットツアー「OKAMOTO’S 2015 SPRING LIVE CIRCUIT~ハマ☆クン24~」の開催と、4月に東京・大阪・名古屋を回るスペシャルワンマンライヴツアー「OKAMOTO’S LIVE 2015 CDVDC」を敢行予定。
柳川荒士
2003年「JOHN LAWRENCE SULLIVAN」を設立し、テーラードを軸としたメンズウエアを展開。2007年SSから2010年AWまで東京コレクションに参加。2008年、旗艦店を中目黒にオープン。2011年AWよりパリコレクションに参加。強さとエレガントさを持ち合わせた男性像を基本的コンセプトとしている。また、2010年SSシーズンよりレディースラインも展開しており、メンズテーラードの技術を駆使したシャープな印象が特徴的である。
http://www.john-lawrence-sullivan.com
撮影 中野修也/photo Shuya Nakano
文・編集 桑原亮子/text & edit Ryoko Kuwahara