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OKAMOTO’Sのアドレス帳 Vol.7  柳川荒士(JOHN LAWRENCE SULLIVAN)×オカモトショウ(前編)

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柳川「本当に同じですね(笑)。ランウェイでも、モデルが当日キャンセルになったり、服がダメになったり、リハーサルをやってみたら着替えが間に合わなくて変更したりトラブルは沢山あります。最初は理想像として構成を作るわけだから、それが崩れていくのは嫌なんだけれど、限られた時間の中で集中して直していくと、その方が結果的にドキドキする構成になっている時もあるんです。そういう経験をしてくると肝が据わってきて、大したことには動じなくなってくる。それも自分たちのスキルアップ。そうするともう少し引いたところで自分たちを見れたりして、どんどん良くなっていきますよね」

ショウ「俺、ライヴではノーパンなんですよ。それがライヴ中にボトムがバリッと破けたことがあって(笑)。保護が何もないから出ちゃう可能性もあるじゃないですか。だからどの辺にどの規模の穴が開いてるのか、歌いながら確かめなきゃいけないと」

柳川「あはははは!」

ショウ「とりあえず風通しはめちゃめちゃいい。ということは、まあまあ大きい穴が開いてんな、と(笑)。で、『コウキ、ギターソロ!』って言う時に頭をガッと下げて見て、なんとかなりそうだなと確認して、そこからはなるべく内股のかっこいいポーズをやって乗り切りました(笑)。終わってからメンバーに話したら『え!破れてたの!?』とビックリされて。メンバーにもバレず、パフォーマンスの質も落とさず、ポロンもせず大成功という」

柳川「(笑)。最悪の事態が起きてもロックバンドだから大丈夫というのもある」

ショウ「そうなんです。だから俺は1回ポロンしたら全裸だなと思ってました(笑)。そこだけ出してても格好がつかないから、服を全部脱ぐしかない。歌いながら、そこまで頭がまわってますから」

柳川「いいですね。逆に冷静だったんだ」

ショウ「そういうハプニングも含めて、やっぱりライヴは楽しいですよね。じっくり作っていくアルバム制作の楽しさもわかってきているけど、ライヴは全く違う。その場勝負で、ダメだったらその場でダメになるし、それでも自分たちが格好いいと思っていることをどうやって魅せるか自分を試せる場所。そこに自信満々で挑む気持ちよさったら、ないですね」

(中編へ続く)

 

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プレゼント:オカモトショウと柳川荒士のサイン入りチェキを1名様にプレゼントします。

空メールを送信するとプレゼントに応募できます。(←クリック)

ご応募お待ちしております。
後日当選された方にはいただいたメールアドレス宛にNeoL編集部よりご連絡させていただきます。

OKAMOTO’S

オカモトショウ(Vo)、オカモトコウキ(G)、ハマ・オカモト(B)、オカモトレイジ(Dr)。2010年5月にアルバム『10’S』、11月に『オカモトズに夢中』、2011年9月に『欲望』を発売。2013年1月に4thアルバム『OKAMOTO’S』を発売。2014年1月15日に岸田繁(くるり)を迎えた5th アルバム『Let It V』を、8月27日にはRIP SLYME、奥田民生、黒猫チェルシー、
東京スカパラダイスオーケストラ、
ROY(THE BAWDIES)らとコラボを果たした5.5 thアルバム『VXV』を発売。5周年アニヴァーサリーツアー「OKAMOTO’S 5th Anniversary HAPPY! BIRTHDAY! PARTY! TOUR!」のファイナルでは東京・日比谷音楽野外大音楽堂を埋め尽くした。2015年2月4日、6thシングル“HEADHUNT”をリリース。同作品はアニメ「デュラララ!!×2 承」の主題歌となっており、期間生産限定盤ジャケットは完全書き下ろしイラストを使用。初の映像作品『OKAMOTO’S 5th Anniversary HAPPY! BIRTHDAY! PARTY! TOUR! FINAL@日比谷野外大音楽堂』が3月18日に発売される。また、3月にショートサーキットツアー「OKAMOTO’S 2015 SPRING LIVE CIRCUIT~ハマ☆クン24~」の開催と、4月に東京・大阪・名古屋を回るスペシャルワンマンライヴツアー「OKAMOTO’S LIVE 2015 CDVDC」を敢行予定。

http://www.okamotos.net

柳川荒士

2003年「JOHN LAWRENCE SULLIVAN」を設立し、テーラードを軸としたメンズウエアを展開。2007年SSから2010年AWまで東京コレクションに参加。2008年、旗艦店を中目黒にオープン。2011年AWよりパリコレクションに参加。強さとエレガントさを持ち合わせた男性像を基本的コンセプトとしている。また、2010年SSシーズンよりレディースラインも展開しており、メンズテーラードの技術を駆使したシャープな印象が特徴的である。

http://www.john-lawrence-sullivan.com

撮影 中野修也/photo Shuya Nakano

文 桑原亮子/text  Ryoko Kuwahara

 

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