ぐりとぐら。小さい頃には友達のような存在で、大人になって少し疎遠になった今でもふと本屋さんなんかでその姿を見かけるとひどくなつかしく、嬉しい気分になる2匹の野ネズミ。彼らが作るカステラは、それはそれは美味しそうで、どんな味がするんだろうとごくんとツバをのんだのは私だけではないはず(大量の卵を割って叱られたのも)。そんなぐりとぐらの誕生50周年を記念し、今年、彼らにまつわる本が刊行。『ぐりとぐらのてづくりブック』では、まさにあの“大きな卵からつくったカステラ”や“くるりくらの10時のおやつ にんじんキッシュ”、“おきゃくさまのクリスマスケーキ”など、ぐりぐらの絵本に登場するおいしい料理のレシピを紹介。折り紙や手袋でのぐりとぐらのお人形のつくりかたや、えほんのこばこのペーパークラフトキットも。小さい頃の思い出を辿りながら、たまにはハンドメイドを楽しんでみては。