アヴちゃん「あったかい。外は寒かったね」
志磨「うん。……昔さ、ロンドンのパンクスのファッションを真似したくて、でも写真見ても、みんな薄着やん? Tシャツかシャツ一枚の上にライダースとか。僕らは寒くって着込まなきゃ無理だけど、外国人さんは体温高いから、あれぐらいで平気なんだって」
アヴちゃん「ほんまやねえ。すごく寒そう」
志磨「イギリス人のジョージ・ウィリアムスって知ってる?」
アヴちゃん「うん」
志磨「ジョージが冬に革ジャン1枚だったから、『Tシャツの上に革ジャンを羽織るだけで寒くないの? 僕らはそれをマネしようと思ってすごいやせ我慢してるんだけど、ジョージはやっぱり平気なんだね』って言ったの。そしたら『あ、寒いわ!』って(笑)。『寒いんじゃん!』っていう(笑)。まあ、よく考えたら寒いよ」
アヴちゃん「寒いけど、いけちゃうんや(笑)」
志磨「そういうもんやと思うけどね。日本の冬は薄着じゃ無理よね」
アヴちゃん「なんなんやろ。湿度がもう違うよね。ジメッと寒いから。ロンドンも霧とかあるやん?」
志磨「そうか。でも前ロンドン行った時は夏だったけど、夜はもうめちゃくちゃ寒かった。一日の中で四季があると聞いてたけど、あ、こういうことかと思って」
アヴちゃん「暑い時は暑くて?」
志磨「うん。朝は秋みたいにすーっと澄んでて、ひんやりした感じ。で、お昼になったらめちゃくちゃ暑いの。日焼けするくらい。なのに陽が落ちたら、ダウンが必要なくらい寒い」
アヴちゃん「へえ。食べ物はおいしかった?」
志磨「昔はよくまずいとか言ったけど、今は何食べてもおいしかったよ」
アヴちゃん「私たちも海外行かないとね。一切行ってないもんね」
志磨「でも僕もその1回しか行ってないから」
アヴちゃん「(毛皮の)マリーズの時?」
志磨「マリーズの時。レコーディングね。でもお仕事じゃなかったら、僕は出不精だからあんまり行かないね。一人旅とか全然興味ない」
アヴちゃん「やしちゃんも漫画大好きだし、漫画描けるし、出不精やで」
志磨「家がめっちゃ楽しいのよ。好きな物は部屋に全部あるから、全然ヒマじゃない」
アヴちゃん「私はどこにいるのが好きかなあ。お風呂かなあ」
志磨「何時間でも入れる?」
アヴちゃん「うん、ふやけてく様が面白い。溶けへんかなあって」
志磨「僕はお風呂貯めへんからなあ」
アヴちゃん「ためへんの? 私絶対貯めんと無理。寒いもん」
志摩「冬のツアー先のホテルとかで貯めたりするくらい」
アヴちゃん「私は絶対に貯ためたい。耐えられへんもん。冷え性すぎて、膝がめっちゃ冷たいねん。膝が冷たすぎて、冬寝返りうって、自分の膝が冷たさすぎて、太ももに当たって飛び起きて。『何これ!?』って。『誰かに触られたの!? うわ、自分の膝!? 』って。氷みたいよ、ほんまに」
志磨「ほんまに冷え性なんやね。冷え性じゃないから、その辛さがわからない」
アヴちゃん「今はあったかい」
志磨「ああ、そうやね」
アヴちゃん「外におったらすぐにパキッて冷たくなる。射的も『あれ、引けへん引けへん』と思ったら引き金に指が入ってなかったり」
志磨「それは僕もある(笑)」
アヴちゃん「そういう時に限って打点いいんだよね!」