少女月刊誌『別冊マーガレット』(集英社)の売れ行きを支えたマンガ賞「別マまんがスクール」の歴史をたどる企画展、『「別マまんがスクール」の成立と鈴木光明展』が、明治大学米沢嘉博記念図書館1階の展示コーナーにて開催中。
1963年末に創刊した『別冊マーガレット』。1972年には日本の少女月刊誌初の100万部を突破し全国の少女の支持を集めたが、この売れ行きを支えたコーナーが、1966年9月号からはじまった新人育成システム「別マまんがスクール」だった。
展覧会では、この「別マまんがスクール」に光を当て、少女マンガの新人育成システムがどのように成立してきたかをパネルなどを用いて紹介。また、同スクールの審査委員を務め、後進の育成にも尽力した、鈴木光明にまつわる多数の資料、「別マまんがスクール」出身の漫画家・美内すずえ、くらもちふさこ、槇村さとる、魔夜峰央らの単行本や原画などを展示している。
会期:2014年10月3日(金)~2015年2月1日(日)※祝日を除く毎週火・水・木と、2014年12月24日(水)~2015年1月8日(木)は休館
会場:米沢嘉博記念図書館1階展示コーナー
住所:東京都千代田区猿楽町1-7-1
入場料:無料