―デイヴもレーベルとかからの提案で?
ユキミ「ううん、ゴリラズのツアーのときに知り合ったの。デ・ラ・ソウルもちょうど今来日してるんだよね(※同日にSummer Sonic 2014に出演)
―で、R&Bやエレクトロもそうですけど、リトル・ドラゴンといえば「ジャズ」もキー・サウンドのひとつですよね。今回同じくサマーソニックに出演するロバート・グラスパーとか、その辺りはチェックしていますか?
ユキミ「というか、私たちの曲を2回くらいカヴァーしてもらってて。本人ともフェスか何かで会ってるよね?」
―ああ! カヴァーありましたよね(笑)。
フレドリック「Qティップともやってるよね(笑)。でも、僕たちにとってジャズって、音よりももっとこう……」
ユキミ「精神的なとこだよね」
フレドリック「そうそう、精神性というか、自由を追求している点において」
ユキミ「サウンド自体からはそんなに影響を受けてないかもね。同じフレーズをリピートするだけだとちょっと退屈というか、サウンド的にはエレクトロニック・ミュージックのほうに興味があるかも。ただ、ジャズの自由な精神というか、コミュニケーション的な部分とか、即興的な部分とか、ものすごく影響を受けてる」