―ところで先日、ミッキー・エッコがリミックスしたアルバム収録曲の“プリティ・ガールズ”が公開されましたけど、最近気にかけているトラック・メイカーとかいますか?
ユキミ「一番お気に入りのトラックメーカーはうちのメンバーかな(笑)。個人的には一番注目してるけど(笑)。80年代とかだったら、一言クインシー・ジョーンズとかで済ますこともできたんだろうけど、今はプロデューサーもミュージシャンも山ほどいるから、名前を覚えようとしても追いついていかないんだよね」
フレドリック「とか言って、僕に話を振らないで(笑)。もっと覚えてないんだから(笑)」
ユキミ「ノルウェーのあの人達もいいよね、なんだっけ?」
フレドリック「トッド・テリエ?」
ユキミ「そうそう。あとは……そうだな、スウェーデン人でいったら、ピーター・ビヨーン&ジョーンとか。スウェディッシュ・ポップのバンドを結構手がけてて。アメリカだと、一部のプロデューサーがメインストリームのヒップホップを牛耳ってるような印象があるけど。曲の冒頭で”誰それの作ったトラックだぜ“とか、わざわざプロデューサーの名前を紹介してたりしてて(笑)」
―スウェーデン出身だと、今はアヴィーチーも人気ですよね。
ユキミ「アヴィーチーね! 今では世界中で有名になっちゃったけど(笑)。まさにヒットメイカーよね」
―今回のアルバムには、デ・ラ・ソウルのデイヴも参加してますよね。
ユキミ「よかったわよ! 本当に詩人よね」