「うるおっている風景」をテーマに、詩人の寸が俳句を、大原大次郎が絵とアートディレクションを手掛けた新感覚の俳句集「ハロー風景」。その世界を立体的にたのしめる展示「ハロー風景 in dessin 大原大次郎」が中目黒・デッサンで開催中。
書店の一角で演出されるのは、モビールと絵画によって再構成された「うるおい」の空間。光の反射を使って絵画上に浮かび上がる「風景」の文字は、風が吹くたびに、人が動くたびにその形を変え、やわらかな揺らぎは瞬間ごとに新しい風景と出会わせてくれる。
会場内では、「ハロー風景」をはじめ、モビール作品や絵画、京団扇などの販売もおこなっている。ページをめくるたび軽やかに風景が浮かぶ句集「ハロー風景」には、京都市左京区の銭湯「銀水湯」の入り方を記述した、村田智によるダイアグラムのポスター付き。
本展は、7月にグランファブリック(大阪)、 8月に恵文社コテージ(京都)を巡回してきた。中目黒・デッサンでの個展は、9月21日(日)まで開催される。
会場:デッサン | dessin
会期:2014年9月7日[日]→ 9月21日[日]
時間:12:00-20:00
入場:無料
http://hellofukei.com