―そうした自信や確信が、結果的に楽曲のよさやアルバムが聴かれ続ける理由に繋がった、と。
ケルヴィン「トレンドに流されて音楽やってんじゃないからね。ただ、この4人にしかできない音楽をやってるだけで」
ダン「しかも、ひとつのスタイルだけじゃなくて、いろんな音楽が掛け合わさってできてるってとこも強みだよね。4人が影響を受けた音楽がすべてひとつに集約されてるわけだから。曲ごとにいろんな表情があってさ」
―だからこそ、ザ・ヘヴィーの音楽は幅広い層から支持されているんですね。特定のリスナーを限定しているのではなく。
ダン「そうそう、リスナーを選ばないタイプの音楽っていう。上の世代も下の世代も全部ひっくるめてね」
クリス「過去からも影響を受けてるけど、ちゃんと現代にも通じてる。過去と現代の音が同時に鳴ってるから、世代に関係なく楽しめるんだよ」
通訳「実はホテルにすごいコアファンの方が『写真を撮ってください』って来て、それが親子でお母さんと息子なんですよ。お母さんがたぶん40代くらいの方で、息子が10代くらいなんですけど、それがお母さんが息子について来たとか、お母さんが息子を連れて来たとかじゃなくて、2人ともものすごいファンだったっていう」
ダン「まさにそういうことだよ。世代を超えてるんだよね」