イラストレーターのFOXY illustrationsと、フォトグラファー田口まきによるアートプロジェクト「BROKEN HEART CLUB」がスタート。その名の通り、傷ついた女の子のためのクラブというモチーフを主軸に展開し、さまざまな方法で、国内外の女の子やアーティストとコラボレーションしながらアートワークを作っていく。またそのアートワークのストーリーを軸にしたプロダクトを展開するブランドとしても機能し、9月10日から新宿伊勢丹本館2階=イセタンガール イーストパーク ONLY MI企画 acute grrrl vol.00にて、1st episode “for Ms.BROKENHEART”のシリーズの販売を行う。そのクラブ創立に際し、今注目を集めているモデルの真間玲奈がBROKEN HEART CLUBの服を着て登場。クラブ会員0号として、失恋エピソードからモデルとしての今後までを語ってもらった。
——今日BROKEN HEART CLUB(以後BHC)の服を着てみていかがでしたか。
レイナ「BHCってフリルがついたスウェットと、あのロングのガウン! あれがすごくかわいくて、犬のイラストもかわいかったです! BROKEN HEART CLUBって傷ついた女の子のクラブだから、もうちょっと違うイメージを持ってたんですけど、キュートで他のコーデにも合わせやすそうでした」
——BHCのコンセプトに関してはどう思いました?
レイナ「失恋しちゃった女の子っていっぱいいるし、ハッピー感だけじゃないのがいいですよね。みんな失恋して傷ついてるけど、どこかで女の子の気持ちを忘れてないと思うし、こんなコンセプトがしっかりしていてかわいい服を着たら、もっと自信がつくと思います」
——BHCはFOXYのイラストも特徴ですが、これまでにFOXYの絵の作品って見たことありましたか。
レイナ「あります! 絶妙ですよね。カボチャパンツみたいなのを履いてる女の子の絵が超かわいい! 男の人が描いてることにびっくりしました」
——確かにそうかも! レイナちゃんは本日付けでBHCに入会したということになりますが(笑)、BHCでやってみたいことはあります?
レイナ「失恋した女の子たちで集まって、傷のなめ合いって言ったらよくないけど(笑)、みんなで話して『次どうする?』とか、その人に『いい女の子だったね』って言われるようなことを話し合いたいです。会合開きたい!」
——前向き! 未来に向かうわけですね。
レイナ「そうですね。ポジティブに向かっていって、自分を傷つけた人を『私ってかわいいでしょ?』って見返す(笑)」
——実際に失恋した時もそう?
レイナ「うん……まずは女の子と遊びまくりますね。さみしいからあんまり家にはいないで、友だちの家に泊まったり、カラオケとか行って、失恋したことを忘れる。で、『次、いこう!』みたいな。引きずったり、ネガティブになると仕事にも悪影響が出ちゃうから、『もう忘れよう!』ってなります。吹っ切れたら笑い話にしちゃう(笑)」