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『VXV』スペシャル対談:OKAMOTO’S×黒猫チェルシー(前編)

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宮田「あれは言わんでいいの? ナベアンドピースのとこは…」

レイジ「あー! あれね(笑)」

渡辺「サビ前のブレイクに逆再生の声が入ってるんですけど、あれは僕のメールアドレスの一部を逆再生してるんです(笑)」

ショウ「なんだと思います? メールアドレス(笑)」

——え、わからない。

渡辺「僕が最初にケータイ買った時、auショップの店員さんにつけてもらったやつで、ナベアンドピースっていうんです(笑)」

レイジ「最高でしょう!?(笑) 高1の時だっけ?」

渡辺「高1」

ハマ「前にみんなでいる時にその話を聞いて、もう爆笑で。ヤバイねって」

コウキ「で、俺らの音源には必ずそのエッセンスを入れようと」

渡辺「初めの打ち合わせの時に、レイジ君が逆再生のアプリが面白いって言ってて。それで僕のメールアドレスを逆再生して流したら、『やべ、なんかこれかっけーぞ! 入れよう!』ってなって(笑)。そのナベアンドピースの言い方選手権をみんなでやりました。ちょっとテンション高めに言ったり。それをマイクの前でみんなで2周ずつくらいやって」

岡本「めちゃくちゃ神がかってまずよ、ここのアレンジ(笑)」

渡辺「ショウ君が『ちょっとこれ、最後にやらせてもらっていい?』って言って、すっとブースに行ってウィスパーな感じで言ったのがすごいよくて」

ハマ「『録れた~!』ってみんな出ていく、みたいな。まだ作業あんのに(笑)」

——そこは全員いたのに、キーボード録ってる時にいないとか本当にひどい(笑)。

ハマ「楽しい時間は、わーっているっていうね(笑)」

渡辺「そういうバカみたいなことが好きなんでしょうね(笑)。そういう意味でも、かなりのファミリーソングです(笑)」

コウキ「ナベアンドピースの世界(笑)」

(後編に続く)

 

写真 中野修也/photo Shuya Nakano

文 桑原亮子/text  Ryoko Kuwahara

jkt

OKAMOTO’S

『VXV』

8月27日発売

(Ariola Japan)

OKAMOTO’S

オカモトショウ(Vo)、オカモトコウキ(G)、ハマ・オカモト(B)、オカモトレイジ(Dr)。2010年5月にアルバム『10’S』、11月に『オカモトズに夢中』、2011年9月に『欲望』を発売。2013年1月に4thアルバム『OKAMOTO’S』を発売し、7月には両A面シングル“JOY JOY JOY/告白”を、11月6日にニューシングル“SEXY BODY”をリリース。2014年1月15日に岸田繁(くるり)を迎えた5th アルバム『Let It V』を、8月27日にはRIP SLYME、奥田民生、黒猫チェルシー、東京スカパラダイスオーケストラ、ROY(THE BAWDIES)らとコラボを果たした5.5 thアルバム『VXV』を発売。5周年アニヴァーサリーツアー「OKAMOTO’S 5th Anniversary HAPPY! BIRTHDAY! PARTY! TOUR!」が9月21日の札幌PENNY LANE24からスタート。ツアーファイナルは10月25日、東京・日比谷音楽野外大音楽堂。

http://www.okamotos.net

 

黒猫チェルシー

神戸出身のロックンロールバンド。渡辺大知(Vo)、澤竜次(G)、宮田岳(B)、岡本啓佑(Dr)の4名により、高校在学中に結成。10年5月に『猫Pack』でメジャーデビュー。11年5月に初のフルアルバム『NUDE+』、11年11月に“アナグラ”を発表。12年3月21日に『猫Pack2』、12年10月に2ndアルバム『HARENTIC ZOO』をリリース。2014年4月公開映画『大人ドロップ』主題歌”サニー”&挿入歌奥田民生“息子”カバーの2曲を筆頭に2009年~2014年の5年間の黒猫チェルシーの軌跡をぎっしり詰め込んだベストアルバム『Cans Of Freak Hits』発売。8月30日には自主企画「毛細血管GIG Vol.9」を横浜 club Lizardで開催。そのほかにも渡辺大知がNHKドラマ10「サイレント・プア」に出演、11月公開予定の映画『日々ロック』に岡本啓佑が出演するなど幅広い活躍を見せている。

http://www.kuronekochelsea.jp

 

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