——HAPPYの音源を聴いてもわかるけど、明らかに時代性がフラットじゃないですか。過去も現在も時差がないみたいな。
Alec「ああ、そうっすね。時差とか気にしたことなかったな。逆に今の流行りとかも気にしてなかったし。60年代の音楽も古いものとして聴いてなかった」
Syu「そう。べつにこれが60年代の音楽だと思って聴いてなかったというか」
Alec「だからカッコいい音楽を聴けばどの時代のものでも新鮮やったし」
——そのなかでサイケデリックなロックに強く惹かれていったっていう。
Alec「そうそう。中学生くらいのころはみんなパンクが好きやったんですよ。セックス・ピストルズとかダムドとか。そのあとにヴェルヴェット・アンダーグラウンドとかも聴きだして、ニューヨークパンクが好きになって。周りの友だちはラモーンズのコピバンとかやってましたね。あとは、グランジもよく聴いてました。で、高校生になったときにドアーズの映画(『ドアーズ』)を見て。映画を観るのもみんなめっちゃ好きで、それも時代性とか気にせずいろいろ観てましたね。『ドアーズ』を観たときにサイケに興味をもって、60年代のヒッピームーブメントにも惹かれたんです。今も思ってるんですけど、自分たちでいつかフェスをやりたいなって。管理されたフェスではなくて、もっと自由なフェスを企画したい」
——バンドを組んだ当初はサイケ一色だったの?
Alec「最初はドープなサイケをやってましたね」
Ric「そのときはまだ4人で」
Chew「そう、みんながドープなサイケをやってたときは俺がまだ入ってなくて」
Alec「2011年くらいから神戸でライブをやるようになって。そのときに出会った友だちからいろいろ教えてもらって、最近の洋楽も聴くようになったんですよね。ゴリラズとかも3年前に知って。『こんなカッコいいバンドがいたんか!』って思った(笑)」
Chew「そっからMGMTとかジャスティスとかも好きになって」