土屋ガロンと嶺岸信明による日本のコミックをベースにしたパク・チャヌク監督の映画『オールド・ボーイ』の“ハリウッド版”が公開中。
メガホンをとったのは、スパイク・リー監督。舞台をアメリカの架空の都市に移し換え、新解釈をふんだん折りまぜながら描く。
泥酔してしまったある夜、突然拉致され、テレビだけが置かれた部屋に閉じ込められてしまった主人公・ジョー。理由もわからぬまま20年に及ぶ監禁生活を強いられた彼は、ある日突然解放されるが、外界に出ると妻殺しの汚名を着せられていた。休む間もなく自分を陥れた犯人を探し始めたジョーの前に、現れたのはあらゆる人間の良心を捨てた冷酷非情な男だった――。
ジョーはなぜ監禁されたのか? いったい犯人の素性と動機はなんなのか? そしてジョーはなぜ20年後に解放されたのか……? 原作コミックとも、韓国版とも異なる新たな結末が描かれた本作は、リメイクではなく、あくまで“ハリウッド版”。韓国版を未見の人も、ぜひ。
オールド・ボーイ
監督:スパイク・リー
出演:ジョシュ・ブローリン、エリザベス・オルセン、シャールト・コプリー、サミュエル・L・ジャクソン
(2013年/アメリカ)
公開中
http://www.oldboymovie.jp/
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