岡本&澤「かんぱーい」
澤「旨いっ!」
岡本「うん、旨い。あっさりしてる。家のとちょっと変えてじゃことか胡麻とか入れてみたんですけど、結局家の味に近くなりました(笑)」
澤「酢飯の味が変わってもいなりの味が家庭時込みやからね」
ー啓ちゃんの家の味ですね。優しい味で美味しい。
岡本「バクバク食べられる感じですよね。いなりの揚げは味が沁みるから明日食べても美味しいと思います」
澤「スーパーで売ってるのとは全然違う。三つ葉とか色々混じってるんやけど、優しい味やからほんまに箸が進みますね」
岡本「家で年に何回かいなりを作ってくれる時があったんです。丸いでっかい皿にバーッといなりと錦糸卵がのってて、好きな時に食べやーって。でも小さい時はいなり好きじゃなかった」
澤「俺もこういうちょっと甘いもん好きじゃなかったな。塩辛いもんのほうがよくて」
岡本「きつねうどんとかなんやねん、みたいな」
澤「そうそう。お揚げってなんや、邪魔しにきよるみたいな(笑)。今のほうがいなり好きやな。あと助六寿司とか」
岡本「大人になると味覚変わるよな。苦いもんとかが好きっていうのは味覚が劣化してるんやって聞いたことある。味が強いものが好きになるって」
澤「そうなん? 苦いけどゴーヤとか大好きやで。昔は三つ葉とかも好きじゃなかったけど今は香草大好き。大葉とかネギとか大好きやな」
岡本「ガリとかも好きじゃなかったよな」
ー健康にもいいですし。
澤「ですよね。僕も栄養素はめっちゃ考えます。困った時にはカレー食べるんですけど、カレーはある意味漢方じゃないですか。あの調合具合で胃腸にいいとか色々あるんですよね」
ー夏になると食べたくなるのもそういうことなのかな。あ、お吸い物も美味しいですね!
岡本「うちのお母さんが、お椀の中に豆腐と昆布入れて、お湯かけて醤油と塩を入れただけのをよく出してくれてたのを思い出して作りました」
ー澤くんが今日選んだお酒は「すず音」ですが、これにした理由は?
澤「よく美味しいって聞くから飲んでみたかったんです。日本酒なんですけど、アルコール分が5%でビールみたいに飲める。いい感じに日本酒の風味といなりが合ってます。あっさりとした日本酒やけどマッコリとかああいうのに近い感じ」
岡本「濁り酒風で、さっぱりしてるんですけどまったりしてるんです」
澤「和食っていいよな。今、音楽でも和に興味があって、雅楽とか一回観に行ってみたい」
岡本「『金閣寺』といい、日本熱高まってるな」
澤「がっちゃん(宮田岳)にはかなわん。漆の研究してるねんで」
岡本「DJでも民謡かけるしな(笑)」
澤「俺も雅楽かけたろかな(笑)」