OKAMOTO’Sのメンバーが友人はもちろん、憧れのアーティストなどをゲストに迎える対談企画第4弾は、ヴォーカルのオカモトショウが慕う真心ブラザーズのYO-KINGが登場。シンガーソングライター同士ならではの創作の秘訣、バンドのあり方などについて、笑いの中にも金言が光る対談を繰り広げた。
OKAMOTO’Sというのは場であって、それを拡大解釈していったほうがカッコいい
(前編より続き)
YO-KING「でもそこからのショウのソングライティング能力の上がり方がすごいなって思ってて。『あれっ?』て思ったもん。『こんないい曲書けるんだ、どこでこんな曲書けたの?』って」
ショウ「うわあ、嬉しいです……」
YO-KING「急に出来るんだよね、出来る人って。そう思った。俺も急だったもんなあ」
ショウ「あ、そうなんですね。俺、KINGが一日一曲書いてたって聞いて、自分もやろうと思ったんですよ。曲にならなくてもいいからとにかく書くっていう」
YO-KING「そう、Aメロだけでも、リフだけいいからね。一日一曲やると結構溜まるよね」
ショウ「結構長いことやりましたけど、溜まりますねえ」
YO-KING「俺も2年くらいやったけど、あっという間に大学ノートが2、3冊終わって。後でそれが財産になって、ちょっとフレーズが欲しいときとか見返したりしてる。あと、一曲でこれだけだと弱いから前半にスローなパンクっぽいのをつけようと思った時にそこから持って来たり。ほら、合体ロボできるじゃん」
ショウ「合体ロボ、俺もちょくちょくやります」
YO-KING「やるよね。で、メンバーにも言わなくて、最初からこれを作ってたよって体で持っていく。俺だけが『ああ、実はあれくっつけてるんだよねえ』ってわかってるっていう(笑)」
ショウ「本人だけわかってる部分ってすごくありますよね(笑)」