ー一方、日本では現在公開中の『MONSTERZ モンスターズ』が話題ですね。
藤井「大ヒットとした韓国映画『超能力者』を藤原竜也さんと山田孝之さんの主演でリメイクした作品です。石原さとみさんが演じるヒロインをはじめ、私が演じている押切などオリジナル作品にはない全く新しいキャラクターが、たくさん出てきて、とても面白いんです。グイグイ惹き込まれる映像がたくさんあって、これ、自分が出演していなくても絶対観に行くだろうなってくらい興奮しました」
ー監督は『リング』などで世界的に有名な中田秀夫さんですが、どんな印象でしたか？
藤井「私はまだ撮影入りしていない段階で、中打ち上げの時にお会いしたのですが、かなり緊張してご挨拶したところ、すごくフランクにお話してくださって。緊張が解けて行ったのを覚えています。あと、そのときの中田監督はダイエット中で、美味しそうな食事を前に『うーん、我慢しなきゃ！でも食べたいっ！』って悩んでいらして、助監督さんに『監督っ！食べないって言ってたじゃないですか！』って怒られてて。なんだか面白い上下関係でした（笑）」
ー（笑）。撮影現場はいかがでしたか？藤井「威圧的な感じは一切なく、でもハートだけはしっかりと強く持ってらっしゃる感じ。凄くいい雰囲気で現場が進んでいました」
ー福田雄一監督の『女子ーズ』も６月７日に公開されましたね。
藤井「こちらは、ど真ん中のコメディです。桐谷美玲さん、有村架純さん、高畑充希さん、山本美月さんといった方々とご一緒させてもらってます。福田監督の作品のファンだったので、オファーを頂いた時は本当に嬉しかったです」
ーみなさん今をときめく若手女優陣ですね。彼女たちのヒーロー像がこれまでとあまりに違ってポップだから面白い。一方、『MONSTERZ モンスターズ』はサスペンス。同時期に全く違うジャンルの作品が２本公開されているから両方観たいですね。
藤井「公開までずっと待ち遠しくて、ウズウズしっぱなしでした（笑）。『女子ーズ』はコメディ、『MONSTERZ モンスターズ』はシリアスなので、振り幅も大きく、きっと両方あわせて楽しんでもらえるのではないかと思います。たくさんの方ご覧頂きたいですね」
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