日本と韓国、ふたつの拠点をボーダーレスに行き来し、確かな人気と実力を培ってきた藤井美菜。韓国の大人気テレビ番組「私たち結婚しました」をきっかけに躍進を遂げた彼女は、いま何を想うのか。先日、リリースされた写真集『Mina Clock』の製作秘話、韓国でのキャリアを通じて学んだこと、そして続々と日本公開を迎える新作映画について、久々の帰国となった藤井にじっくりと話を訊いた。
ー今後の目標を訊かせて頂けますか?
藤井「これまでいろんな人に自分のことを知って頂けるようなきっかけをたくさんもらって、私なりに地道にやってきました。その初心を忘れずに、でも、特技や、まだ磨ける部分に対する向上心はもっと持ちたいなと。あとは海外の良さと日本の良さを果敢にミックスさせて頑張っていければなと思います」
ー韓国のバラエティ番組『私たち結婚しました』で、中華圏を中心に外国での人気も実証されましたしね。
藤井「韓国での活動を通して本当に多くのものを学んだので、これからは機会があれば他の国にも意欲的に進出していきたいなって思っています。基本としては演技を中心に頑張りつつ、日本だけに留めず、もっと国境を越えて幅広く。そんな意識が今とっても強いですね」
(写真:『Mina Clock』のオフショット限定公開)
ー2014年も予定が目白押しですね。
藤井「最近まで韓国では『ジャガイモ星2013QR3』というシチュエーションコメディに挑戦していました。全120話、駆け抜けました。月曜から木曜まで週4日の各30分放送の放送だったので、とにかくずっとカメラが回っていて……(笑)。大変でしたが、撮影が生活の一部のようになっていたので寂しい木元でいっぱいです」
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