ー日本との一番の違いって何ですか?
藤井「それはやっぱり、感情表現の違いですかね。日本の場合ってどこか感情を隠すことが多かったりしますけど、韓国って同じアジアでもアメリカに近いんじゃないかってくらい気持ちをダイレクトに伝えようとする。そこは大きいように思います」
ーすぐに慣れましたか?
藤井「いえ。私も日本文化で育っているので、ちょっと人見知りなところとかあったんですよ。だから、当然のように最初は『わー!』ってなって。でもそれで相当鍛えられたというか、ストレートに伝えることも悪くないなって思えるようになりました。これまでは『隠さなきゃ』っていう変な先入観に囚われていたんですね。それに気付けただけでも、海外へ行って仕事ができて良かったなって」
ー一度、外から見つめ直すことで日本の良いところ、悪いところが見えてくることってありますよね。
藤井「韓国には海外進出したいという意欲を持った人がとても多いんですね。とにかくみんな、先を見据えて2か国語、3か国語は当たり前って感じで猛勉強されているイメージです」
ーそんなに勉強するんですか。
藤井「そうなんです。すごいんですよね。お隣に負けてはいられないぞっていうか、お互いに良い刺激を受け合えれば素晴らしいですよね」
※VOL.3では『Mina Clock』のオフショットを公開!
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