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ザ・ホラーズ 『ルミナス』インタビュー(後編)

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前作『スカイング』が全英チャート5位を獲得し、リリースごとに進化を遂げてきたエセックスの5人組、ホラーズ。約3年ぶりとなる4作目『ルミナス』では、セルフ・プロデュースをベースにしつつも、楽曲によってプロデューサーのポール・エプワース(フレンドリー・ファイアーズ、ラプチャーetc)も招聘。ギターやシンセのサイケデリックなテクスチャーはそのままに、ハウスやテクノも参照したグルーヴィでダンサブルな作品に仕上がった。デビュー時のゴシックなガレージ・パンクの面影は後退。「光/輝き」を意味するアルバム・タイトル通り、溢れ出る色彩を感じさせるサウンドは、これまでのバンド・イメージを覆す手応えといえるかもしれない。そんな『ルミナス』を生み出したインスピレーション、バンドの美意識、そしてルーツについて、ファリス・バドワン(Vo)に聞いた。

激しさとか、極端さみたいな部分で繋がってるのかもしれない

 

(中編より続き)

ーそうした意味で、ファッションと音楽が合致した形の、いちばん強烈なインパクトを受けたアーティストを挙げるとしたら誰になりますか?

ファリス「たくさんいるよ。ミュージック・マシーンみたいなガレージ・バンドでも、ピンク・フロイドにしろ、Les Rallizes Dénudにしろ・・・・・・ちなみに、Les Rallizes Dénudって、どういう意味なの?」

ーんん? それフランス語ですよね。

ファリス「そうなの? 日本語かと思ってた」

ーあ、裸のラリーズか。へえー、ラリーズなんだ。ラリーズ好きなんですか?

ファリス「もちろん、メンバー全員とも大ファンで。ラリーズのイメージもかなり強烈だしさ」

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