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イ・ランが京都精華大学×ソウル市立大学校交流展「828.45K—Come & Go」に参加




7月5日(金)から8月4日(日)まで、京都精華大学のギャラリー「Terra-S」で開催される京都精華大学とソウル市立大学校の交流展「828.45K—Come & Go」にイ・ランがゲスト・アーティストとして参加することが決定した。


本展期間中の7月6日(土)に同展覧会の関連イベントのひとつとして、ソウルの書斎にいるイ・ランと京都の会場にいる浜辺ふうをオンラインで結び、新しい曲の歌詞をふたりで翻訳、発表するというパフォーマンスが開催される。
イ・ランが実際に考え、作業する様子と場所をリアルタイムでご覧いただけるだけでなく、他者との実際のやり取りやアイデアの交換など、そのふたりの様子からはきっと大きな示唆を受け取ることもできるだろう。
また、そのイ・ランによる歌と演奏も場内のスクリーン上で披露される予定。
申込不要、入場無料のパフォーマンスとなる。


イ・ラン × 浜辺ふう パフォーマンス *申込不要
ゲスト・アーティストのイ・ランと浜辺ふうによる新曲の歌詞翻訳パフォーマンスを行う。浜辺はソウルの自宅スタジオにいるイ・ランとオンラインで対話しながら日本語の歌詞をつくり、イ・ランが歌い上げる。


日時:7月6日(土)14:00–15:30
会場:明窓館3FギャラリーTerra-S
出演:イ・ラン、浜辺ふう
参加費:無料
企画協力:Sweet Dreams Press
https://gallery.kyoto-seika.ac.jp/exhibition/20240705/#link2



イ・ラン|이랑|Lee Lang:1986年、韓国ソウル生まれのマルチ・アーティスト。2016年にリリースしたセカンドアルバム『神様ごっこ』で第14回韓国大衆音楽賞最優秀フォーク楽曲賞を受賞し、大きな注目を浴びる。2021年にはダイナミックなサウンドと新しいヴォイシングを組み合わせたサードアルバム『オオカミが現れた』をリリースし、第31回ソウル歌謡大賞で「今年の発見賞」を受賞、さらに第19回韓国大衆音楽賞では「最優秀フォーク・アルバム賞」と「今年のアルバム賞」の2冠を獲得するなど絶賛を浴びた。また、エッセイ集『悲しくてかっこいい人』や『話し足りなかった日』、コミック『私が30代になった』、短編小説集『アヒル命名会議』、そして漫画家のいがらしみきおとの往復書簡集『何卒よろしくお願いいたします』を本邦でも上梓し、作家/エッセイスト/イラストレーターとしても活躍。その真摯で嘘のない言葉やフレンドリーな姿勢=思考が共感を呼んでいる。



浜辺ふう|Hamabe Fu:劇作家・俳優。朝鮮半島の文化と日本の文化が交わった地域で育ち、6歳のときに自分が日本人だと知らされ衝撃を受ける。京都・DC・ソウルで国際関係学を学んだ後、2018年に〈九条劇〉を設立。京都・ソウル・台北で公演した『一人芝居 ウリハラボジ』など、複合的なアイデンティティ形成を題材に演劇作品を制作、発表している。2022年、国立台湾文学基地との共同プロジェクトとして、日本語を話す異なる民族的背景を持つ人々を題材とした作品『上游』を制作、発表。2023年、KYOTO EXPERIMENTにてイ・ランが制作したオーディオ・パフォーマンス『1から不思議を生きてみる』で日本語音声の翻訳・声を担当した。

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