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tofubeats『ディスコの神様』インタビュー(後編)


──自らの意思とは別ということですか?

tofubeats「いや、今自分の中にあるものを吐き出しているので作品自体はそうじゃないです。例えば発表するタイミングなんかは、まさに自分の意思とは別のところにある。何曜日何時にUPするのかを決めるのが、その曲にとって大事な要素だったりするんです。今日するか、明日するかだけで付くライクの数が全然違ったりしますので、考えざるをえない。曲の良し悪しよりも、出すタイミングの方が大事になってきているのはおかしいかもしれませんが、それも時代の流れかなと思います」

──音楽にまつわる現在のスピード感だと、消費されていくばかりだとは考えませんか?

tofubeats「いや、聴くという行為は時間を使っているわけなので消費されてナンボだと思っています。そういう時間があるということは平和だという証拠でもある。世界を平和にしたいと思った時にジェンガをやるのか、それとも世界平和を祈って歌うのか、どっちが平和なんだろうと考えたとき、ぼくはジェンガを選ぶような考えの持ち主なんです。経済の安定があってこそのエンターテインメント。だから、できるだけくだらないことをやりたいですね」

──なるほど。では、次のコラボやオマケも期待できそうですね(笑)。

tofubeats「う〜ん、ぼくの中のトップ2をやってしまいましたから、次を考えるのは難しくなりましたね……」

 

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