—意識的にそうなったんですかね?
三浦「う〜ん、どうなんだろうな」
河村「俺は意識してなかった(笑)」
長岡「“Fuel”ができたときはメンバー内でなんとなく盛り上がったのは感じはあったかな。この曲を久しぶりの全国流通盤としてリリースするなら、新しいリスナーがペトと出会うきっかけにもなると思ったし。名刺代わりになるような盤にできたらなとは思った」
三浦「バンドの(音楽性の)バリエーションも含めてね」
長岡「うん。なんだかんだでもう9年くらいやってるバンドなんで」
—来年10周年なんだよね、実は。
三浦「そうなんですよ」
長岡「そういう流れも含めつつ、昔からライブでやってる“Ziki”も入れようと思えたんだよね。でもね、地続きではあるんですよ、完全に。このタイミングで何かを変えたとか、がんばったとかはなくて。だけど、ピントがバッチリ合ったんだろうね」
三浦「この盤でそこまでみんながやられてるんだとしたら、俺らとしてはジャブでKOしちゃったなっていう(笑)」
—ハンパじゃねえ。それ、この原稿のキャッチに決定で(笑)。
長岡「いいね。カッコいいよ。でも、ジャブしか打てないかもしれない(笑)」
—いや、アッパーカットも打てるでしょ。
長岡「そんなに背伸びせずにアッパーを打ってみたい。でも、“Fuel”のレコーディングはボブが大変そうだったね」
河村「仕事が多いなって。スタジオで1回1回叩き終わる度に手から流血していて」
—プレイ的な負荷がかつてないくらいあるから。
河村「そう」
長岡「それがいいじゃない。よくがんばってるよ!」