ちなみに、気になってることがひとつ。もしかして素のご本人にも、チューヤみたいなナイーブな一面、あるのだろうか？
「いや！全然ないですね（笑）。自分で言うのも何ですけど、彼みたいにナヨナヨしていないし、自分の気持ちはいつも素直に表現できる男だと思ってるんで。あとはチューヤみたいに初恋の女の子の写真をずっと大事に持ってるなんてこともない！すぐに捨てちゃう（笑）。そう考えると、基本的には似てない部分が多いかな」
あー、良かった、安心した。つまり、素顔の野村周平とはガラリと違う側面を、この『クジラのいた夏』では堪能できるってことなのだ。
そして、最後に「NeoL ネオエル」的に気になる点をもうひとつ。男どうしの熱い友情を描いた本作ですが、もちろん女性だって最高に楽しめますよね？
「そうですね。男という生き物の生態というか、非常にストレートな部分を、きっと女性の方々にも笑いながら堪能して頂けるかなと。僕としては男女問わず、映画『ウォーター・ボーイズ』をみたような気分に楽しんで貰えるとすごく嬉しいですね」
後編へ続く（５月３日公開予定）
