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なぜ人種差別(レイシズム)は存在するのか。
それをなくすにはどうしたらいい？
レイシズム(人種差別主義)を一から理解するための入門ヴィジュアル・ブックとして「ニューヨーク・タイムズ」のベストセラーとなり、「ガーディアン」「タイム」「イブニング・スタンダード」「テレグラフ」「ザ・サン」などが推薦する話題の書籍が日本でも待望のリリース。
日本ではあまり馴染みがないように思える人種差別だが、入管や外国人技能実習制度など自覚的になれば身近でも多くの問題が起こっていることがわかる。欧米でのアジア人差別も歴然としてあるのが現実だ。
また、差別の構造を学ぶことは他の差別に対抗するための手段でもある。
本書を読んで、よりよい未来を築くために今できることを考えてみよう。
日本版特別寄稿は安田菜津紀(NPO法人Dialogue for People副代表/フォトジャーナリスト)が手がける。
「アンチレイシストとは、レイシズムに反対する人のこと。
アンチレイシズムとは、レイシズムに積極的に反対すること。
不公正な法律や政策(ポリシー)、人種差別(レイシスト)的な態度や考え方に抵抗する立場を明らかにすること。
これまで何百年にも渡って私たちを分断し、抑圧してきた人種化された社会から自由になるための方法。」──本文より
目次抜粋
●自分のアイデンティティを理解し、育もう
人種とは? 民族とは?、個人的/制度的なレイシズムとは?、アイデンティティ・リストを作ろう
●世界を理解しよう
偏見は個人的なもの、私たちが抱える歴史、私たち自身が歴史になる、マイクロアグレッションを書き出そう
●行動を起こし、レイシズムに対処しよう
レイシズムを崩壊させよう、話に割り込もう、連帯しよう、コールイン/コールアウト、警官に取り押さえられた黒人男性を見かけたらどうする?
●連帯してレイシズムに対抗しよう
自分の特権を使おう、アライシップ、自分を愛そう
*巻末にわかりやすい用語解説付き!
「レイシズムを止める方法についての明確なガイドブック」
── TODAY.com
「積極的にアンチレイシストになるための必要な手段を提示する本」
──「TIME」
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【著者略歴】
ティファニー・ジュエル
白人と黒人とのバイレイシャルの作家。
白人至上主義を解体する方法についてつねに思いを巡らせている。
幼い活動家である2人の子どもと、パートナー、そして9歳の頃から飼い続けている亀と共に、マサチューセッツ州西部（ワバナキ連邦およびニプマク族の人々の占領された土地）で暮らしている。
Instagram @tiffanymjewell
『人種差別をしない・させないための20のレッスン
アンチレイシストになろう！』
ティファニー・ジュエル[著]
きくちゆみこ[訳]
オーレリア・デュランド[イラスト]
安田菜津紀[解説]
A５／並製／168ページ（フルカラー）
予価：本体2,200円＋税
