2013年ドイツ・アカデミー賞の作品賞・監督賞を含む主要6部門を獲得した、ヤン・オーレ・ゲルスター監督のデビュー作『コーヒーをめぐる冒険』が、3月1日より公開中。
本作は、主人公の青年・ニコの災難続きの一日を、モノクロ映像で描くオフビートコメディ。
2年前に大学を中退して以来、自堕落な生活を送っていたニコ。ある朝、恋人の家でコーヒーを飲み損ねた彼は、車の免許が停止になったり、同じアパートの住人に絡まれたりとツイていない。気を取り直して親友マッツェと街へ繰り出すも、ひとクセもふたクセもある人々が次から次へと現われて――。
地元・ドイツのみならず、アメリカ、フランスの新聞・雑誌などからも称賛のコメントが集中。モノクロ、コーヒー、一風変わった魅力的な人々……この要素にピンとくる人も多いかもしれないが、フランスのリベラシオン紙はまさに「ジム・ジャームッシュのデビュー作を感じさせる才能」と絶賛。「ウディ・アレンのようにチャーミング」（メトロ紙）とも言われるキュートなニコの姿を、ぜひコーヒー片手に劇場でどうぞ。
コーヒーをめぐる冒険
監督・脚本：ヤン・オーレ・ゲルスター
出演：トム・シリング、マルク・ホーゼマン
（2012年／ドイツ）
3月1日（土）渋谷シアター・イメージフォーラムほか全国順次公開
© 2012 Schiwago Film GmbH, Chromosom Filmproduktion, HR, arte All rights reserved
http://www.cetera.co.jp/coffee/
