NeoL

BO NINGENのTaigen Kawabeです。
自分の体調のことで、皆様には色々とご心配をおかけ致しました。


手術も覚悟した4/3の虫垂炎発覚当日のSkype Live、４日間の食事制限と薬で散らしての4/8のSynchronicity 2017、BO NINGENとしてのライブを無事に終え翌日の4/9に帰国予定だったのですが、日本にてきちんと完治させてからでないとさらに迷惑をかけてしまう可能性を考え、実は昨日4/19の朝まで帰国を延長して日本におりました。


先週の木曜日の段階で血液の数値的に虫垂炎は完治、内視鏡カメラなどの精密検査でその他の部位も問題ないとのことで、昨日の夜無事にロンドンの自宅に帰ってまいりました。


日本にて一週間、ライブもなく実家でゆっくりする貴重な機会を頂いたので健康や生活、もちろん音楽や自分についてもじっくりと考えつつ、回復と改善に努めておりました。
本当に少数の方にしか帰国延期をお伝えできずに、申し訳なかったです。


現在、当人比２倍の時間をかけてご飯を食べる、姿勢を今まで以上に意識(筆者は慢性的な猫背)、それに伴うストレッチや軽い筋トレを再開してちゃんと日課にするなどの健康面。制作面でもパソコンや携帯だけではなくノートにアイディアや考え、歌詞などを書くこと。今まで苦手としていた理論や、様々なお勉強も少しづつ再開していかねばと。意識高い系と笑われるぐらいを目標に、頑張っていきます。


今回日本にいつもより長くいて、ロスタイムもあったから自分の弱さ、コンプレックスを冷静に見直す良いタイミングにもなりました。
ミュージシャン、アーティストという言葉を言い訳にしない。という言葉は今回のKISEKIの即興ライブでもたくさん自分から出てきた言葉なので、責任を持って体現していけたらと思います。


エキストラの滞在のゆったりした時間とは逆に今回の本滞在期間では、たくさんのライブをしてライブを観て、色々な場所に行き、会いたかった人達や今回出会った人達と時間を過ごし。
濃厚凝縮されすぎた時間を過ごして終始、大分エモくなっていたかと思います。
追い詰められないとやらない、真面目系クズを代表するような性格のため、エモさにより、本来の自分が出ていたら幸いです。
(そもそも、この[エモい]という単語を使いすぎてること事に対する自分への危機感もあります)


毎回一時帰国の度に生き返って、帰る時に一度死ぬ。という意識を持ち
日本の一時帰国を仮出所と呼ぶ僕は、日本のことが大好きなわけですが


徐々にこちらでの日常に戻るべく、次回の日本滞在も有意義にするために。
自分を焦らすこと、追い込むこと、同時に身体は労ってあげることを意識しつつ
制作、ライブ、日常生活も色々と頑張ってみます。


今回お世話になった方、そして会えなかった方々も次回も日本滞在にて
いや、世界のどこかでまた会いましょう。