The Cult UK/EU Support Tourを終えてしばらく経ちまして
ロンドンで休息/ミーティング/新曲作り。。。
忙しすぎずダレすぎず。。。ちょうど良い具合に時間が流れております。
まずはEUツアーの写真の整理から。
Holand、Tilburgのライブ会場の控え室にあった喫煙Box。
日本のライブハウス様も、導入検討してみてはいかがでしょうか。
その翌日、ベルリンの会場の控え室。裏の扉を開けると、なんと電車の車庫の目の前でした。
ちょっと終電間近の山手線を思い出して感傷的に。
ツアー最終日、BerlinからKölnに移動中に寄ったサービスステーションにて購入。
この味のHaribou、筆者のお気に入りなのですがイギリスでは売ってなくて
ヨーロッパ諸国でしか手に入らないのです。(ドイツ語でポテトフライ *味はポテトじゃないです)
さて、このサービスステーションを出てすぐに大事件が発生しました。
タイヤがパンク。これで今ツアー 、Vanの故障2回目!
ちゃんと車検しましょうよ。(UKは日本に比べて車検が緩いそうです)
パンクした瞬間はまだ、皆の心は明るかった。
蛍光ジャケットを着たSound Mann Gorgonn氏。
ガードレールの内側に避難して作業を開始。(何故かもんちゃんだけハメ込んだみたいな写りですね)
しかしここから問題発生。
まず、タイヤのビスが外れない。ビスを回すジャッキ(?)がひん曲がる有様。
そしてあろう事か、僕達の止まっている少し前でかなり大きな事故があったらしく道路が封鎖。
しかも他の修理道具まで壊れはじめる有様。
ここでやっと「今日ライブできるのか。。。!?」と皆焦りはじめる。
道路が封鎖されてるので、ロードサービスもしばらく来れないだろうし。。。
途方に暮れそうになったところに、1台の車が止まり見覚えがある女性が。
なんと前日のBerlinのライブの物販にて、日本語で話しかけてくれたドイツ人のおばさんとその旦那さん。
「あらまぁ、事故ったのかしら。可哀想ねぇ。。って通り過ぎようとしたら、昨日の日本人のバンドじゃん!ってなって様子を観に来たの。」
なんと彼女達からはじまり、道路封鎖にて立ち往生となっている人達が次々に助けに来てくれました。
一人がスプレーでタイヤのサビをとり、もう一人がハンマーで壊れたジャッキを直し、もう一人が自分のトラックから壊れた修理道具を持ってきて。。。さすがドイツ人、とてもロジカル。
本当に優しく、献身的に助けてくれたドイツ人の方々に感謝がとまりません。Danke schön。
そんなこんなで2時間半の修理を終えた我々、道路封鎖も解除されたので
急いで会場に直行。なんと、演奏5分前に会場到着。
会場に向かうVanの中で衣装に着替えたのはじめての経験です。
(写真はEUツアーのDriver、GlynがCDのジャケットの裏に書いてくれた絵。このCDは無事到着した会場にて、修理を手伝ってくれたドイツ人のおば様に差し上げました。)
10分で機材搬入からサウンドチェックをこなし演奏開始。
様々な人の助けにより、なんとかツアーファイナルのGigをキャンセルせずに完奏することができました。
演奏後、IanをはじめThe Cultのメンバー、スタッフの皆ともゆっくりお話できて
感謝の言葉も伝えられました。
その日はKölnに一泊。
翌日、渋滞に巻き込まれつつも無事イギリスに帰還。その日はぐっすり眠り。
翌朝11時にGorgonnと共にKing Midas Soundのサウンドチェックに。
朝早いよー。。。といいつつ、9時に目が覚めてしまった私は哀しきショートスリーパー。
しかし疲れはとれていなかったか、Kevin(The Bug)に「こんなに疲れてる顔のTaigenはじめて見たw」と少し心配される。
んー、前髪縛ってたからかな?
嗚呼、UKプラグが懐かしい。。。(EU諸国とUKは電源プラグが違うのです)
サウンドチェック後に家で仮眠したので本番は体調バッチリでした。
しかし、いつも以上に日本のお化けのようだ。と言われた日でありました。
事実上この日が個人的なツアーファイナル。
やっと安らぎが。。。!
と思ったら
Kevinのサウンドシステム運搬に駆り出される。
わーい