先日、山形まで行ってきました。
山形は一面雪景色。
唇を紫にしながら何をしに行ったかというと、お正月用のヤナギを切るお仕事の手伝いをしてきました。
私が師と拝めるおじさまは目当てのヤナギを見つけると、写真のように木をひょいひょい登り、足取りは動物のよう。
彼は山梨を拠点にして、全国から枝を探す仕事をされてます。
毎日毎日、山を歩いているから、どこに紅葉したカエデがあって、ここは白樺の林、ススキの草原、ということを熟知しています。
まさに生花の仕事をする人にとってはなくてはならない存在です。
今回も、ヤナギであればいいというわけではなく、枝が程よく垂れていて線が通っていないと使い物にならないということを教えてくれました。
枝が垂れるかどうかは、ヤナギの個体のDNAが関係しているので、あらかじめヤナギに目星をつけておくことが大事みたいです。
植物のルーツを考えた週末でした。