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Niky Roehreke

Niky Roehreke

ニキ ローレケは日本、アメリカ、ヨーロッパを行き来しているノマドアーティスト。東京にてドイツ人の父と日本人の母の間に生まれる。ロンドンのセントラルセントマーチンのグラフィック学科を卒業後ブルックリンに移転し、イラストレーターとして仕事をはじめる。5年間のニューヨーク生活を経て、2014年にワシントン州のオーカス島に拠点を移し森の中でキャンピングカー生活をはじめて以来、自然と都会生活を行き来する旅を続けている。イラスト、テキスタイル、グラフィック、ミュージックビデオやアニメーションなど様々なフィールドで活動。ニキの手描きのイラストとコラージュは下書きせずに遭遇的に仕上がる部分へのこだわりがある。現在はアートをとおして環境問題、本来存在していた自然と人間を繋ぐ制作を進めている。
Niky is a German/Japanese artist and illustrator born and raised in Tokyo. She graduated from the Central Saint Martins College of Art&Design in London and now lives between Japan, Europe and the US west coast. Along with her work in commercial illustration, textiles and animation, Niky is cultivating more personal projects and fosters a growing interest in art as a tool for social change and peaceful activism. Art, she believes, is the most compelling means to address the urgency of our time and to engage in thoughtful reflection of the growing need for a healthy planet.
website: https://www.nikyniky.com
instagram: https://www.instagram.com/nikyroehreke/


なんでもない日おめでとう〜

    最後に書いたのがなんと10月でしたSurprisedさすがにもうメリークリスマスとも言えないし、あけましておめでとうございますとももう言えないし。。。ハッピーバレンタインズデー!とも言えないですね。。。

     

    なので:何でもない日おめでとう〜!

     

    でも今年初ブログなので、2014年をどういう年にしたいかについて書きます。

    だいぶ前の事になりますが、2013年のクリスマスはドイツ/ミュンヘンのおばあちゃんのお家で過ごしました。家族や親戚みんな住んでいる場所がばらばらなので、クリスマスは毎年ドイツのおばあちゃんの家で集まるのが決まりです。日本ではお正月は家族と過ごすというように、ドイツでは基本的クリスマスは家族の時間です。

     

    ドイツのおばあちゃんは私にとって色んな意味でとても特別な人で、毎回行くと色んな事について考えさせられます。おばあちゃんはなんでもかんでも自分でやりたがる完璧主義者なのでこないだまでクリスマスはいつも一人で10人分の料理をしたり、プレゼント用意したり、家中をクリスマスの飾りやキャンドルで一杯にしたりしていたのですが、今年は少し体調が弱ってしまってベットの中にいました。

    いままでなんでも自分でやりたがるおばあちゃんが突然さまざまな事を一人でできなくなってしまったので、私がドイツにいる間毎日朝から夜まで一緒にいて、いろんな事をしました。そしたらおばあちゃんが毎日言っていたのが「ありがとう」です。おばあちゃんが言うには感謝する事がなによりも一番大事な気持ちで、おばあちゃんが今生きている事も周りの人のおかげで、毎日いっぱいの感謝をしていると毎日何度も何度も言っていました。

     

    今回のクリスマスはおばちゃんがクリスマスの料理を作って、妹がクリスマスのクッキーを作って、パパと私は家の飾りをして、どうにかいつもと全く同じようなクリスマスにしおうとみんなでいままでおばあちゃんが一人でやっていたことをしたら、おばあちゃんがどんだけいつもみんなを喜ばせるために一人でがんばっていた事がわかりました。

    いつもはクリスマスイブはまず夜ごはんを食べてからリビングに行って、みんなでプレゼントいっぱい開けて見せ合いしたりしてわいわいしますが、今回はごはんの後全員でリビングに行ったらみんなでソファーに座って色んな話をしたりおばあちゃんの話を聞いたりして、特別何についてかはよくわからないけど、全員で永遠と笑って、ほっぺが痛くなるぐらい笑い続け、気がついたらすごく遅い時間になってそういえばだれもまだプレゼント開けてない。。。というぐらいうまく言葉では説明できないんですけど、とてもシンプルにみんなでこうして一緒に同じ時間に同じ場所に集まり、ただ笑っている事が私はすごいプレゼントだと感じました。

    そしてなによりもおばあちゃんの顔があまりにも幸せそうでずっとニコニコしていて、その顔みてるだけで私はとてつもなく幸せな気持ちになりました。

     

    小学生の作文になってしまったような気がしますが、何が言いたかったというと、

    最初に書いた:何でもない日おめでとう〜!という一年にしたいです!

    これは小さい頃一番好きだったディズニー映画「不思議の国のアリス」のシーンからきました:

     

    [embed width=”420″ height=”315″]http://www.youtube.com/watch?v=K-0WE7muXGY[/embed]

     

    なんでもない、あたりまえなような日って本当はとても特別。毎日を大切に、感謝をして、感謝をされる一年にしたいです。「感謝すると自分も気持ちが良いし、感謝された相手も気持ちが良いよね!」とおばあちゃんが言ってました。本当にそうだなと思いました!

     

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