ナマステ〜
インドの旅続いています。ブログのサイト更新の間どんどん書いていたので、これから少しずつアップしていきます。
前回書いた村の生活からオーロビルに向かい、そこからタミルナドゥのアシュラムに向かい、そこから現在住んでいるケララのアシュラムにたどり着きました。ハプニングだらけで全部をうまくまとめられるかな。。。
まずは:村生活の続き&インド人にお金ぼったくられたおかげで旅が楽しくなった巻~
村生活色々結構きつかったりもしたけど、今思えば最高な経験だった! 村の人のお家はみんなシンプルでお家の中は家具とか物がほとんどなく床で生活してて、あとは少し壁に絵が書いてあったり手作りの飾りがあったり、そして村だからみんなお互い知りあいで、子供から年寄まであらゆる年代の人がみんなで外で藁と粘土で楽しく仏像みたいなの作ってたり
お絵描きしてたり、毎日お昼の同じ時間に村の女性は集まって歌歌いながら色んな話してたり、常に村を歩いてるとみんなドア開けっ放しで色んな人が出入りしたり、玄関には年寄が座り込んで外眺めてたり
小さい子供が赤ちゃん抱えて面倒みながら歩いてたり、
自転車でバナナを売りにくるおじちゃんがいたり。。。ってこれってインドの村の話だけど、実は昔の日本もまさしくこんな感じだったんじゃないかな。お母さんが子供の事の話をしてくれた、昔は近所の人みんな知り合いでカギなんてなかったし、お家帰ってきたらお隣さんが来てたり、知らない人のとこにテレビがあるからって見に行ったり、クーラーなんてまだなかったから水まきして涼しくなるとみんな外に座ってたり、冷蔵庫ないから氷を売りにくる人とか。。。という話を聞いてるとなんか昔は季節にそって自然と繋がって生きてると、しぜんと人間同士も繋がってた気がする。 今は安全と便利が一番!な世界が進むほど、お家のドアのセキュリティはより固くなり、クーラー付けるからドアと窓閉まる、携帯とかテレビあるのが当たり前だから気がつけば「便利」が進むほどたいして昔のように周りの人と接しないと生活できなかったのが今は可能になった。 私がある日ワークショップで作ったいくつかの動物のオブジェをお家に運んでたら通りかかったお家の人がなに作ったの?って聞いてきて、言語お互いつうじないけど、なんとなく会話してたら今度は周りにいた子供が集まってきて、そしたら通りかかる人もみんな止まって全員で私の変なオブジェをなんの動物なのか当て始めてみんなで大笑いした。 本当の人間の姿はこうなんじゃないのかな〜と思う瞬間がよくあった。なんか「愛」に動かされているというか、なんというんだろう?「愛」は恋愛の愛という意味じゃなくてもっと大きい愛。生きる事に対しての愛というのかな?村に住んでるアーティストの中でもインド中からバイヤーが訪ねてきて作品を買いにきたりするぐらいのアーティストが何人かいるんだけど、作品がすごすぎてびっくりした。見たら頭痛くなるぐらい細かくて、美しい作品。。。どれぐらいかかったの??って聞いたらう〜ん毎日描き続けて半年かな?て言う。でもなぜか作品にサインをしない。サインしないの??って聞いたらなんで?って聞かれた。 村の人には「エゴ」があまりない。全部みんなの物という感覚。でもだからこそ最初みんな困った!一人のアーティストの子がインドにコーヒーないからって自分のためにもってきたインスタントのコーヒーをキッチンにおいといたらいきなり村人が夜ご飯のあとに、は〜いみんなコーヒーどうぞ〜!って出してきたのはその子のコーヒーで、ちょっとまってよそれ私のなんだけど!って言ってもインド人は「うん、色んな味あるよ〜飲む?」としか言わない。おいおい〜 で逆に私フルーツ買いたいんだけど、どこに行けば良い?って聞いても買わなくていいよ私のお家にあるから食べて!って言われたり。 な〜〜んて色々と良いお話をしていますが。。。
インド人、いんちきな人もいます!!!
この村でのアーティストレジデンシーをオーガナイズしてくれたインド人のKさんがですね。。。2週間すぎた時からどうもなんかあやしいような気がしてきて、、、さすがに2週間住むとインドの値段がだいだいわかってくるもんです。 2週間目にKさんがまた今週もどこか見に行こうか?今回はお寺と民族美術館に行こう!一人2500ルピーかかります(3500円ぐらい)と言ってお金をアーティスト達から回収する。 あれ?先週の遠足は2500円だったのになんか1000円も値上がりしてる。。。 ねーねーKさんなにがそんなにお金かかるのって聞いたらミュージアムが750円、ランチ1000円、移動費1000円って言われて。。。いやそれ3500円じゃなくて合計2750円なんですけど。て言ったらオッケーじゃー3000円でいいよ。っておい!おかしいでしょ。 まー日本だったら一日タクシー、ランチ、ミュージアム、お寺などなど行くとそれぐらいかかっても全くおかしくない。でもねここではだいたいタクシーは1時間のっても一人200円ぐらい、レストランでごはんはおなかいっぱいたべてジュースとお茶も含めて150円、ミュージアムは無料だったし、お寺は入場250円。。。ちょっと〜なんかおかしくない?? というように、こういう事が何回もあったり、なんか自分を「オーガナイザー」と言ってるわりには毎日どっかに消えちゃうし、ワークショップめちゃめちゃだし、通訳いないし、。なので、予定の5週間のレジデンシーでお金を使うよりかはそのお金で別の場所を見たほうがいいやと思って、私は3週間で移動しおうと決意してKさんに伝えた。 そしたらなんかいきなり「なぜだ?なにが原因なんだ」ってすごいショックな様子だから、色々と説明したら最終的に理解してくれたら今度はいきなり「でもそしたらビーチに一緒にいつ行くの?今夜行こうか?」って言うから「は?そんな予定があったっけ?みんなから聞いてないけど?」って言ったら「いや僕たち二人だけで。」って行く訳ないでしょ!意味わかんない。 という事で。村生活さようなら!
そしてインドのどこに行こうかなと思ってすぐに思い浮かんだのが。。。
オーロビル(http://www.auroville.org)!最近気になってたし、行きたいなーと思ってたけどどうしても今回のパンパンなインドスケジュールに入らなかったはずが、Kさんのおかげで奇跡的にスケジュールが空いたという事は行け!というサインなんだなという事で、オーロビルに旅立つ事にしました。 オーロビルを聞いた事ある人もいると思いますが、オーロビルは南インドのポンディチェリーから8キロ北にある荒地に創造された実験型エコビレッジ/巨大コミュニティー。たぶん約40カ国の国からきた人々が現在2500人近く生活してる。 村でのWi-Fiは村の人の携帯のホットスポットを8人のアーティストでシェアしてたので、1ページ開くのに5分かかる又は完全停止するかのレベルだったので、オーロビルのウェブサイトで60何件ものゲストハウスが出てきたなか最初に見たやつここでいいやと思って予約して、出発〜 この予約した時まさかこの適当なゲストハウスの選び方が今回のインドの旅の目的だったのかなと思うぐらいの出会いになるとは全く予想していませんでしたー 次回はその事について&オーロビルでの不思議な出来事連発について書きます!