ニューヨークではこんにちは、東京ではおはようございます!
今日はなぜこんなに第2のブログのアップが遅くなってしまったかのいいわけを書きたいと思います。
私は感じてる事や思っている事を言葉で表現する事がとてもとても苦手です。
文字を書くのが嫌いだというわけではないのですが、たぶん人の何倍の時間がかかります。
いいわけさえ文字ではなく、絵でしたいと思います:
私が思うには仕事上主に右脳ばかり使っていて、読む/書く/話す/計算などの行為の役割を持つ左脳を
あまり使わないため左脳があったところに大きな穴が空いています。
私は基本的考えすぎてしまう性格です。人の意見やリアクションがとても気になってしまいます。
言葉は言い方、声のトーンなど微妙な事で勘違いになったりする事もあります。
なので人前でのプレゼンテーションは特に苦手です、緊張しすぎて心臓ドキドキひざはがくがくになります。
なぜそんなに言葉での表現が難しいかというと、私が思うには心の中で感じている事が口に行くまでの道はダイレクトに行けないような仕組みになっていて、まず必ず脳に行ってから言葉になります。
ここで脳での時間が立つ程心の中にあった大切ななにかが脳の中の、かっこいい事言いたいな。相手に変な人だと思われたらどうしよう!などなど、よけいな物とまざってしまって、時には一体何を言いたかったのかが全くわからなくなってしまう時もあります。
でも心から手までの道はダイレクトなのです。
なのでプロジェクトを始める時まずそのテーマについてわざとなにも考えずにすぐ絵を描きはじめるようにしています。そこからクライアントと打ち合わせしながら色々とデザイン/構図などを考えていきます。
でもせっかく何週間もかけてデザインを考えたのに、結果一番最初の絵がいいっていうクライアントがよくいます。。。
なのでやっぱり心の中のなにかをそのまま表現したほうが相手に伝わるんだなと思います。
言葉が苦手な私にとって手が表現方法なのでペインティング、コラージュ、絵を描いていますが、
アート関係なく、人間として例えば嬉しい時に自然と手をたたきたくなるなど、だれかと喧嘩した時に結局
どんなにすばらしい言葉を聞くよりもただたんに抱きしめられるのが一番パワフルだったりする時とか、
言語がわからない国に行った時にどうにか手で会話ができてしまう時など、だれかの手料理を食べた時どんなにおいしいレストランに行っても味わえない特別なおいしさがあったり。
手には特別な力があると思います。
なので私にとって「手」はとても興味があるテーマで、作品にもよくモチーフとして登場します。
次回のブログはいつ頃になるかはわかりませんが、「手」というテーマについてもっと色々と書きたいと思っています!