はじめまして。
食まわりの編集・ライターをしている安島(あじま)夏です。こちらでお弁当にまつわるブログを書かせていただくことになりました。
二児(0歳、3歳)の母でもあるので、仕事をしながらの毎日はドタバタ。とはいえ、根っからの食いしん坊なので、食べることには常に本気。忙しい日々の中だからこそ、いい意味で手を抜きながら食を楽しむコツを、お弁当を通して綴ってきたいと思っています。
さて、今回のお弁当は「蒸し野菜と鶏肉のピカタ弁当」。“蒸し”野菜なんて言っていますが、写真の状態ではまだ“生”野菜。そう、食べる時に電子レンジで温めて、蒸し野菜にするのです。キャベツもオクラも赤ピーマンも切っただけ。鶏肉のピカタをのせて、クミンシードをぱらぱら。軽く塩、こしょうをふっておしまいです。ちなみに、写真だと分かりにくいかもしれませんが、キャベツは大きい外葉の部分が3枚もぎゅうぎゅうに詰め込んであるので、野菜の量としても申し分なし。野菜は加熱すると、体積が減ってたくさんの量が食べられるんですよね。
そして、ゆかりのおにぎり、デザート用にデラウェアもつけました。ちなみに、おにぎりは3回ぐらい、ふわっと握るだけ。時間の経過とともに、きゅうっと締まってくるので、最初に握る際は、「こんなにゆるくて大丈夫かな」というぐらいがちょうどよいのです。
日々のお弁当作りにはじかんをかけられない人が多いと思いますが、私もしかり。お弁当のためだけに調理をすることはほとんどありません。前日もしくは当日の夕飯や朝ごはんを、意図的に残して詰めることが多いです。鶏肉のピカタは、前日の夕飯と同じもの。野菜も切っただけなので、お弁当作りにかけた時間は5分以内!
手間をかけずに、それなりに見えるお弁当を。決して誰に見せるものでもありませんが、お弁当を食べる時間が楽しみになることを願って、今日もお弁当を作ります。