のり巻きというのは、平和をもたらしてくれる食べ物です。
我が家においては。
というのも、まだまだ食べ物を上手に口に運べない１歳児がいるから。目下フォークやスプーンで食事をする練習中なのですが、基本はまだまだ手づかみ食べの時期。白飯なんぞを与えようものなら、食事が終わる頃には床に米粒が散乱することになります。これは米粒に限ったことではなく、あらゆるものがそこここに散らばり、ため息をつくことになります。
これは長男がもっと幼かった頃にも経験したことで、そのときに気づいた、のり巻きの優秀さ。タンパク質を含む肉や魚、ビタミン類を野菜から、炭水化物であるお米を一度に摂れる優秀さ。そして極めつけは、ぱくりと口に放り込める点。これで、素材が床に散らばるというストレスから解放されることになります。食事は毎回のり巻きにするわけではありませんが、かなりの頻度で朝食はのり巻きになるわけです。というわけで、この日のお弁当は流れに乗って、のり巻きを。
この日は鮭フレークとほうれんそうを巻き込んで。おかずには、かぼちゃの煮物、ラディッシュのレモンサラダ、にんじん葉とアミエビのふりかけを入れたオープンオムレツ。
今回はしっかりと味付けをしたかぼちゃの煮物ですが、ただ蒸しただけのかぼちゃを常備していることも多いのですが、アレンジがきいて便利です。
ここ最近ハマっているのが、蒸しかぼちゃ、クリームチーズ、少しのバター、卵、薄力粉、砂糖で作るかぼちゃのチーズケーキ。蒸しかぼちゃさえあれば、後はちゃちゃっと混ぜてオーブンに放り込むだけ。異常に簡単、かつおいしい。息子二人のウケも異常によろしく、家庭内も平和。
何事も平和がよろしいですね、今のご時世は。
