このお弁当の主役は何だ!? わからん!
写真を見て振り返りながら、ふぅとため息をつきました。季節感も薄く、パンチに欠けるものばかりで、最近のお弁当事情を嘆くわたしです。
手前のものは、ご飯の上にストック食材のにんじんの塩漬けをのせ、前日の夕飯の残りの「牛肉とごぼうのオイスターソース炒め」の「ごぼう」のみ。牛肉は売り切れてしまったので、「ごぼうのオイスターソース炒め」となり、申し訳程度の牛肉がちょろりと残っているのみになってしまったので、しらすをのせて、どうにかたんぱく質を加えておきました。
後ろのサラダは、ちぎったキャベツ、パプリカ、レッドキャベツのスプラウト。生ハムの塩気で食べる手抜きサラダです。この時期の、いわゆる春キャベツは葉がふんわりと軽く、生で食べた方がその甘みなどのよさが享受できるので、どうしたって生で食べる機会が多くなります。
春と言えば、どうしたって食べたくなるのがフレッシュな豆たち。若いさやごと食べるスナップえんどう、さやえんどう、グリーンピース。どれをとったって、淡い緑色なだけで心躍る存在です。もちろん、そらまめも。かき揚げにしたり、スープにしたりとアレコレ調理しがいがあるというのに、ついついグリルしただけで食べてしまいます。
さやごとグリルして蒸されたそらまめ。おいしいお塩でも、ちょんちょんっとつければ、それだけでごちそう。あー幸せ、と口をついて出る安上がりな女です。