フィジカルには距離を置かねばならない現状に際し、アイデアや情報のシェアでポジティヴに自宅での時間に向き合うための「Self Isolation」特集。アーティスト/クリエイターによるいまの状況への向き合い方やオンラインで楽しめる情報などを随時アップデートしていく。建築物は物理的に私たちの生活を支えてくれるだけでなく、その形、曲線、構造などから様々なインスピレーションをも与えてくれる。今回は想像力を掻き立てられるような斬新な世界の建築物をご紹介。さらに、Google Earthを活用しておうちで旅行気分を味わおう!
●Palais Bulles(フランス)
ハンガリー人建築家アンティ・ロバガが設計したリビエラ海岸にあるリゾート施設。英語名で”Babble Palace”と言われるように、尖った形がなく、泡のような形をしている珍しい建築様式が特徴。過去には、Diorのファッションショーの会場としても使用された。
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●Aldar headquarters building (アラブ首長国連邦)
Aldarという会社の本社ビル。中東・北アフリカ地域で最初の円形ビルと言われている。外観の円型には、つながり、安定、合理性、インフィニティ(無限大)の意味が込められている。
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●Kunsthaus Graz(オーストリア)
建築家ピータークックとコリンフルニエらにより設計された美術館。巨大な生物のようにも見えることから「フレンドリー・エイリアン」と言う愛称がつけられている。外壁は青いアクリル板で覆われ、内側に約600本の蛍光管が配置されているので、夜には様々なグラフィックが映し出される。
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●Museo Soumaya(メキシコ)
メキシコ出身の実業家カルロス・スリム・エルーのコレクションを展示する美術館。美術館の名前はカルロス氏の妻、ソウマヤから名付けられた。外壁の約16,000枚の六角形のモザイクタイルは日の光に照らされると、オーロラのような輝きと色彩を放つ。
→Google Earth
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●Heydar Aliyev Center(アゼルバイジャン共和国)
建築家ザハ・ハディッドにより設計された、美術館、コンサートホールなどが入っている文化複合施設。見る角度によって、建物の印象がガラッと変わるのが特徴。また、曲線美にも魅了されるはず。
→Google Earth
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●陶朱隱園(台湾)
建築家ヴィンセント・カレボーによる、超高層デザイナーズマンション。DNAにヒントを得た、螺旋状に複雑な変化を遂げる遺伝子の基本体系と中国太極拳の回転をモチーフに設計された。また、外観だけでなく環境に配慮し、約23.000本を超える植栽を植えることで年間役130トンの二酸化炭素削減にも貢献している。
→Google Earth
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●Krzywy Domek(ポーランド)
日本語で「ねじれた家」を意味するバルト海のリゾート地ソポトにあるショッピングセンター。ポーランド出身のイラストレーター、ヤン・シャンツェル氏の作品にインスピレーションを得たそう。名前の通りぐにゃぐにゃに歪んだ外観に、不思議の国に迷い込んだような気分になる。
→Google Earth
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●Seattle Public Library(アメリカ)
本を読む文化が根付いているシアトルに位置する図書館。積み重ねた本をイメージして設計されている。複雑でダイナミックな形状が圧倒的な存在感を放つ。外壁が鉄骨とガラスでできているため、太陽光を最大限に活かした構造となっている。
→Google Earth
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●VM House(デンマーク)
V字型の棟とM字型の棟を横に並べた集合住宅。この「トゲ」は、住民同士の交流を目的に設計された三角形のバルコニー。採光、プライバシー、眺望に配慮し、さらに向かい合う部屋が丸見えになってしまう不具合も解消した設計となっている。
→Google Earth
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