フィジカルには距離を置かねばならない現状に際し、アイデアや情報のシェアでポジティヴに自宅での時間に向き合うための「Self Isolation」特集。情報が洪水のように溢れかえっている今、正確な情報を確認する、自分で考え判断することはより一層重要となっている。新型コロナウイルス感染症(COVID-19)が拡大する中、重症の患者を優先して治療する必要があるとして、厚生労働省は軽症や症状がみられない人いわゆる軽症者は自宅や宿泊施設で療養してもらう体制に移行する方針(4/5現在)。長期化が予測され、目まぐるしく変わる状況において、自分自身そして身の回りの人を守るために必要な情報の取捨選択、そして未知のものへの恐怖ではなく、知り、冷静に対応するために、専門機関などのソースをシェアする(本記事は随時アップデートする可能性があります)。
日本政府による情報
内閣官房 新型コロナウイルスの対策
https://www.cas.go.jp/jp/influenza/novel_coronavirus.html
新型コロナウイルス感染症の対応について、予防方法や感染の疑いがある場合の対応、貸付などの支援金の情報、関係省庁における対応状況等をまとめている。
新型コロナウイルス感染症対策本部
https://www.kantei.go.jp/jp/singi/novel_coronavirus/taisaku_honbu.html
週に2回ほど行われている新型コロナウイルス感染症に関する会議の資料が公開されている。現状と国としての対策、方針を確認することができる。
厚生労働省
https://www.mhlw.go.jp/index.html
内閣や対策本部の会議などで決まった現状、対策など最新情報がわかりやすくまとめられている。私たちが一生を通して安心して暮らせるようにサポートをする機関である。
新型コロナクラスター対策専門家 Twitter
https://twitter.com/ClusterJapan
厚生労働省の新型コロナクラスター対策班で対策にあたる専門家らがツイッターアカウント(@ClusterJapan)を開設。感染の動向やデータの分析結果などを現場からできるだけ分かりやすく解説、情報提供される。また、「ロックダウン」「オーバーシュート」など、専門家会議や自治体の会見などで使われる用語の定義の説明などもある。
東京都による情報
東京都福祉保健局
https://www.fukushihoken.metro.tokyo.lg.jp/smph/index.html
東京都に限定した情報が得られるサイトである。都内の最新感染動向を確認することができたり、軽症者が自宅療養になった際の注意点などわかりやすくまとめられている。
世界の情報
WHO 世界保健機関
https://www.who.int/(English)
世界各国の感染状況や世界全体に向けた一般向け情報、技術的ガイダンスなどが英語で公開されている。世界の最新情報を得るならこちらがおすすめ。
WHO 神戸センター
HP https://extranet.who.int/kobe_centre/ja
Twitter https://twitter.com/WHOKobe
日々英語で更新されるWHOの情報を抜粋して日本語で紹介している。国や地方自治体、日本の人々にとっても有用と思われる情報を、国や地元の保健機関と相談・連携の上で日本語に翻訳し、HPだけでなくTwitterでも発信している。
WHO × Viber
https://www.who.int/news-room/feature-stories/detail/who-and-rakuten-viber-fight-covid-19-misinformation-with-interactive-chatbot
楽天グループの無料通話&メッセージアプリViberとWHOが連携。チャットボット機能で新型コロナウイルスに関する最新情報をお届け。現在は英語、ロシア語、アラビア語のみだが、多言語に対応予定。
専門機関の情報
国立感染症研究所
https://www.niid.go.jp/niid/ja/from-idsc.html
コロナウイルスに関してより専門的な情報が得られる。ウイルスの構造、検出方法に関する最新の実験報告等が確認できる。
日本医師会
http://www.med.or.jp/doctor/kansen/novel_corona/009082.html
病院としての新型コロナウイルスへの対応、具体的な治療法が明記されている。
一般社団法人 日本感染症学会
http://www.kansensho.or.jp/modules/topics/index.php?content_id=31
医療従事者向けの情報が多い。
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のウイルス学的特徴と感染様式の考察
https://www.jmedj.co.jp/journal/paper/detail.php?id=14278
新型コロナウイルス感染症の治療薬の候補に挙がっている抗インフルエンザウイルス薬ファビピラビル(商品名:アビガン)を開発した白木教授の学術論文、専門は臨床ウイルス学。
一目で状況がわかりやすいオープンソース
Coronavirus COVID-19 Global Cases by the Center for Systems Science and Engineering (CSSE) at Johns Hopkins University (JHU)
https://www.arcgis.com/apps/opsdashboard/index.html#/bda7594740fd40299423467b48e9ecf6
ジョンズ・ホプキンズ大学のシステムサイエンス・エンジニアリングセンター(Center for Systems Science and Engineering;CSSE)が開発したこのダッシュボードは、「研究者、公衆衛生機関、一般市民向けに、感染症の拡大状況の追跡を可能とし、だれもが使えるツールの提供を目的」としてしている。(PC推奨)
新型コロナウイルス対策ダッシュボード
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO57336190X20C20A3LB0000/
都道府県別に現在の患者数や感染病床の使用率などを厚生労働省から発表されるデータをもとに一覧にまとめているサイト。残りの病床数が少なくなるにつれて白から赤、そして黒へと変化するので、視覚的にも逼迫してる状態がわかりやすい。
山中伸弥による新型コロナウイルス情報発信
https://www.covid19-yamanaka.com/sp/index.html
iPS細胞でノーベル賞をとった山中教授はウイルス専門では無いのですが、コロナウイルスに関しての科学的な説明から、情報源がしっかり明記された世界や日本の対策の比較など社会学的にも、わかりやすくまとめられている。
新型コロナウイルス感染症に関する専門家有志の会
https://note.stopcovid19.jp/n/na6699c836faf
政府対策本部の専門家会議や厚労省クラスター対策班等の関係者で組織された専門家の有志の会が全世代に瞬時に拡散してほしいメッセージを更新。