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text by Ryoko Kuwahara
photo by Yudai Kusano

OKAMOTO’Sのアドレス帳 Vol.35 chelmico x ハマ・オカモト




OKAMOTO’Sのメンバーが友人はもちろん、憧れのアーティストなどをゲストに迎える対談企画。ハマ・オカモトがホストを務める第35回目は、ラップユニットchelmicoが登場。ハマ・オカモトをベースに迎えたシングル“OK, Cheers!”でメジャーデビューを果たして以降、“爽健美茶のラップ”などでお茶の間の人気もさらい、まさに破竹の快進撃を続ける2人。一見対極にも見える両者だが、ハマ・オカモトは2人のあり方や目線に共通点を見出していたという。


ーーまずおふたりがハマさんと出会う前の印象から聞きたいんですが、Rachelさんはデビュー前にOKAMOTO’Sのライヴもご覧になっていたそうですね。


Rachel「はい。15、16歳の頃に新宿レッドクロスで観ました」


ーーその時の印象は?


Rachel「正直に言うと、変なバンドって思ってました(笑)」


ーー褒められてます(笑)。


ハマ「そりゃそうだよ(笑)」


Rachel「当時の自分には難しすぎた。初めて見るものすぎて、『なんだろう、これ!?』って感じでした」


ハマ「コミックバンドだと思いますよね。ロン毛だし。ショウとかコウキもあの出で立ちは最近じゃないですか」


Rachel「わかる。今の方が若く見えるかも」


Mamiko 「私はその時ライヴは観てないんですけど、ハマくんと同じ学校に高1の3学期から入って。そしたら同じクラスにレッドクロスでライヴをやってる子がいて、その子とかが『この学校にはいっぱいアーティストがいるんだよ』って色々教えてくれて、CDを貸してくれるんです。そこでズットズレテルズとかも貸してもらって、『めっちゃカッケー!』ってなりました。だから格好いいお兄さんって印象でした」


ーーハマさんが“OK,Cheers!”にベースで参加された経緯としては、どこかで交流ができてという流れですか?


ハマ「いや、2人と面識はなくてレーベルの方に呼ばれたんです」


ーーじゃあおふたりがハマ・オカモトを指名したわけじゃなかったんですか?


Rachel「指名しました」


ハマ「指名だったの?」


Rachel「もちろん、もちろん」


Mamiko「絶対ハマ・オカモトがいいって」


Rachel「視聴者目線だから呼び捨てですけど(笑)。他の選択肢が浮かばなかった。一番うまいし、それこそ外でもやってる方だから、初めましてでいきなりベースを弾いてって無茶振りしても対応してくれるだろうという安心感はありましたね。絶対にハマ・オカモトがいいって感じでした」


ハマ「それは嬉しいですね」


ーーベースのレコーディングにお2人は間に合わなかったそうですが、事前に何かテイストなどの提案はされたんですか。


ハマ「現場にイニシアチブをとってる方がいて、その方に2人の意見が反映されている状態で始まっていたから、きっとあったと思うけど」


Rachel「我々のチーム以外の人を呼んでやるのが初めてだったから、わけがわかってなかったんです。だからリファレンスとかでこういう感じがいいんだよねって伝えて、あれとこれならこれという方向性を言葉で伝えて。トラックメイカーもディレクターも信頼してる人だから、そのほかは託しました。それで、できてみたら最高!みたいな」


Mamiko「蓋開けたらエロー!って」


ーーエロはハマさんの特権です。


ハマ「それはわかんないですけど(笑)、そう言ってもらえてよかった。未だに更新されてないんですけど、(“OK,Cheers!”は)自分が参加した中で一番強烈なジャケなんですよ。それがすごく気に入ってます」


Rachel「あれにしてよかったね」


Mamiko「ねー。プリントシールは盛れるんで」


Rachel「たまにプリジャケを見かけるけど、我々以降なんでね。我々が最初にやったはずです」


ハマ「ジャケがこれです、発表が来月のいついつですって事前に連絡がくるじゃないですか。面白すぎて、はやく宣伝したいなって思った」


Mamiko「よかったー」


ハマ「ラップはあの日に入れたんでしょう?」


Rachel「そうです」


ハマ「出来上がったのを聴いて、格好いいと思ったし、“おめでとう”から始まる出だしがヤバいなと。ずっとラップするというよりは曲としてのメロディーもあって、そういう方が聴き馴染みもあるし好きだったから、余計によかったと思いました。もちろんずっと韻を踏み倒してるのも格好いいけど、もともとスチャダラパーとかが好きだし、俺は個人的にああいう歌心があるのが日本語ラップのいいところだと思ってて。そういう面で本当に良かったと同時にアートワークでびっくりもさせられたから、この人たちは今後どうなっていくんだろうとは思った」


Mamiko「あはは。あれがメジャー1発目ですからね」


ハマ「でも1stアルバムの『POWER』が中身もジャケも2人をよく表してるものだったから安心した。ふざけてるベクトルが好きな範疇だったというか、そういうの、なんかあるじゃん」


Rachel 「バランスがね、そこまでいったらやりすぎだよってライン」


ハマ「そう、それは全く面白くないよ、みたいものもあるから。それが2人とはわりと同じ温度感だった」


Mamiko「それは嬉しい。一番大事なところ」


ーー確かにそのユーモアやセンスが共通するかは大きいですね。


ハマ「極端な話ですけど、同業ほど話すことがないんです。機材の話にしても身長や体重が違うから参考にならないんですよ。でもこういうツボが一緒だったら話してても面白い。それは2人に対して感じたことで。で、その後にすぐ“爽健美茶のラップ”が流れて。声ですぐわかったし、いわゆる名だたる芸能人の間に入って、みんながなんか口ずさんじゃう曲で。あれはすごいと思った」


chelmico「嬉しい!」





ーー街中でもすごい頻度で流れていましたよね。chelmicoは本当に勢いが止まらないというか、1年ごとにアルバムを出していて、この1月には”Easy Breezy”のリリースがあるということで。


ハマ「これは本当にchelmicoらしくていいよね、最高だと思った。今まですっと好きな人は文句なしで好きで、新しい人にも響く。この間ライヴでやったでしょ? どうだった?」


Rachel「もう大変」


Mamiko「本当に大変」


Rachel「自分たちで書いたけど、ライヴでやるとなると」


Mamiko「休みなしだったね」


Rachel「ゼーゼーいっちゃうよね」


Mamiko「ギリギリの時あるよね」


ハマ「2人だしねえ。これはアニメの方とはどれくらいのすり合わせだったの?」


Rachel 「疾走感はほしいですという話はしてくれていて、もうそれだけ。疾走感しか言われてなくて、我々も具体的にこういうのというリファレンスがいくつかあったんですけど、それがバッチリだったんですよ。これですこれですって感じだったのですぐ書きましたね。自由に作らせてもらって、NGもなかった」


Mamiko「本当好きなように作らせてもらった」


ハマ「へえ」


Rachel「だから意外と2nd verseのMamiちゃんの詞とかちょっと怖いんですけど、何も言われなかった。あ、早口だからバレてないのか(笑)。アニメ自体がモノを作るという内容なので創造性を尊重してくれて、本当に歌も動きも内容もハマって、全部がしっかり乗った感じになった。過去の自分に向けて作ったみたいなところもあります。アニメソングは憧れだったから、過去の自分が聴いて格好いいって思ってもらえるような曲にしたいなって感じでした」


ハマ「そっか、いい話。そのいい話の後に言いづらいんだけど、ずーっと気になっていたことがあって。Mamikoはなんで写真に映るときにちょっと曲がるの? 曲がる癖あるでしょ? アー写だけじゃなくて、プロモーションの写真もほとんどそうなんだよね。荒木飛呂彦テイスト、ジョジョ立ちみたいな時もある」


Rachel「あ、確かになんかちょっと曲がってる」


ハマ「それ、俺もなんだよね」


Mamiko 「初めて指摘されました。なんか……近づかなきゃって思うから?」


Rachel 「近づいてくれてるよね。自然にこういう風にしてくれているなって思ってた。でも曲がってるって見識ではなかった」


Mamiko「気にしたことなかった」


ハマ「うん、気にしないでいいと思う」


ーーハマさんは寄ろうとは思ってないんですよね?


ハマ「僕はメンバーに寄ろうとは思ってないです。骨の問題だと思う」


一同 はははは(笑)


ハマ「もはや真っ直ぐ映るというのがよくわからない状態」


ーーそれにしてもハマさん、すごいところまで見てますよね。


ハマ「自分が関わってる人のアー写は見るじゃないですか。しかも結構真剣に見るんですよ、誰が撮ってるとか含めて」


ーー重箱の隅をつつくように見ているんですね。


ハマ「実はそうなんです」


Mamiko「へー、おもしろい。ハマくんの写真も見よう~」


ハマ「俺、かなり曲がってるよ。でも自然に曲がってるんだよね(笑)」


一同(笑)


ハマ「一度、とんでもなく曲がってるやつがアー写で出て、本当に近寄りがたい雰囲気なんですよ。これ、もはや気に入ってるんだけど(と、アー写を見せる)」


Mamiko 「ははは」


Rachel「これ、怖い(笑)。一人だけメンバーから離れてるし、写り込みみたい(笑)」


ハマ「そりゃ会場とかで誰もこっちに来ないよなって思う(笑)」


Rachel「話しかけづらいって言われる?」


ハマ「この対談連載もそうなんだけど、毎度のごとく言われる。何を考えてるかわかんないとか」


chelmico「あー」


ハマ「自分ではそんなつもりなく生きているから、『そうかなあ?』ってわりと笑いごとだったんだけど、ここ一年くらいで結構深刻な問題として浮かび上がってきて」


Mamiko「話しかけづらいんじゃないか問題」


ハマ「そう。確かにそうかもしれないという中に、その映った時の歪みが一個の要因として出てきた。『歪んでて怖いな、この人』って思われているんじゃないかと」


chelmico「はははは!」


ハマ「アー写って先行するから」


Mamiko「あ、でも私も話しかけづらいとか言われる」


ハマ「言われるの? 本当に?」


Rachel「人によるよね」


Mamiko「そうだね、人によるか」


Rachel「ファンの人とかにはMamiちゃんの方が話しかけられるし」


Mamiko「同業者にはあまり話しかけられない」


Rachel「歪んでるように見えるのかも。こわっ(笑)」


Mamiko「2020年はまっすぐいきたいですね」


ハマ「いや、歪んでてもいいと思うよ。いいんだよ」





ーーちょっと自分にも言い聞かせているような感じもありつつ(笑)。おふたりはハマさんと知り合って以降、先輩だったり、変なバンドだったりというところからのイメージの更新はどうでした?


Rachel「結構あります」


Mamiko「まず、優しい」


Rachel「あ、確かに」


Mamiko「思ったより(笑)」


Rachel「やっぱり怖いから、揺らいでるから(笑)」


Mamiko「怖い印象があった。初めてちゃんと音楽業界の先輩と話すって感じだったんですよ」


ハマ「俺もあった。2人とも真面目なんだよね。印象深かったのが、スペシャの生放送にゲストで来てくれた後に、2人からほぼ同じタイミングで『今日は本当にすみませんでした』ってDMが来て。あんまり上手にできなくてって、空回りしちゃってごめんなさいという内容で。空回りなんかしてないし、いつもの2人の感じだったから、『えっ、全然大丈夫でしょう』と返したんだけど」


Mamiko「あの時は本当に落ち込んでました」


Rachel「我々の失敗としては、番組に出させてもらって、一緒に曲をやってるんですよって話をしたかったのに、初めてですごいはしゃいじゃって、その話を何もしないで『じゃあね』って帰っちゃったことなんです」


ハマ「あー、そうかそうか。なるほどね」


Rachel「それですごい落ち込んじゃって。どうしようって2人で話して。一回謝り入れとこうと」


Mamiko「2人でいる時に、それぞれで詫びを送らせていただきました」


Rachel「ワーナーに所属して初めてのリリースだったので、プロモーション自体も初めてだったんですよ。やり方も、何を話したらいいかもわからないし、どうやったら自分たちの楽曲がより広まるかもわからないし、考えたこともなかったから、いやあ、あの時はやばかった」


ハマ「とは言え2人ともドーンとしてるじゃないですか。本番になると元気にやっているからあんまりそんな風に見られないでしょ?」


Mamiko「うん、明るい2人って見られるよね」


ハマ「飄々とできてると思われちゃう」


Rachel「毎回落ち込んでるけど」


ハマ「それがすごく意外で」


Mamiko「確かにプリジャケの人がそんなに落ち込んだりしなさそうだもんね(笑)」


ハマ「2人ともパーソナルで好きなものがすごくちゃんとあるのが最近わかってきて、そこも共感できるところなんだろうなと思った。人としてちゃんとしてるし、好きなものもあって。だからなんだろうな」


ーーハマさんは“人として”というところはすごくしっかり見てますよね。


ハマ「そうかな。あ、でもよく言うかも」


Rachel「よく見てるんですね」


ハマ「もうそこじゃない? そこしかなくない?」


Rachel「私も見てるのかな。言語化してないだけで」


ハマ「別に調べなくてもSNSとかの端々でその人はどういう人なのかが出るじゃん」


chelmio「うんうん」


ハマ「この前も話したけど、2人ともちょーTwitterが面白いから、それは才能だと思う。今の世の中みんな損してる人ばかりで、素が親和性を生まないことが多い。でも2人は日常会話が文字になってるだけで面白い。映画とかゲーム、ラジオもすごい好きじゃん。お笑いも好きだしさ。そういう話が面白くできる人が界隈で極端に少ないから、いいお客さんがつきそうだなって思う。うちのバンドはここ5年くらいその部分を頑張ってて。音楽は作るけど、それだけが間口じゃなくなってきてるから、ラジオが面白かったとか、話してることが面白いとかそういうところから入って来てもらったら音楽もより良く聴こえるだろうなと思ってる。さっき言った、“人として”“人間として”ってところを好きになってもらわないと。音楽先行でも後からそこが滲み出て来たときに逆にこんな人だと思わなかったと言われるのは損だし。chelmicoは2人のことが人として好きだというファンが多そうだし、そういう人がやってる音楽ってところに紐付いている感じがして作り物っぽくないから見てて痛快だよ」


Rachel「あらぁー」


ハマ「だから曲がってるのも直さなくてもいいし、ツイートもやめなくていい。 私はどんどん曲がりますよって、それでいいと思います」




ーーすごくいい話に落ち着きました。


ハマ「じゃないとゲストに呼びたいって言わないですよね。ちなみに2人はこの先どうなりたいって話はするの? 野心的な話というか」


Rachel「野心的な話はないけど、同世代のアーティストがすごいいいイベントとか出てるとすごく怒る(笑)」


ハマ「いいなぁーってね。羨ましいーって(笑)」


Rachel「うちら呼ばれてなくね? みたいな感じのはあるけど、これに絶対出たい!とかこの人と共演したい!とかはないかなぁ。ないけど、やられてるのを見るとちょっとムカつくかな」


Mamiko「野心なあ」


Rachel「野心……やっぱりいい曲は作り続けたいですけどね。目標というか、やりたいことですけど」


Mamiko「そうだね」


Rachel「ありますか? 野心」


ハマ「10周年が終わったから続けるって感じかな、ここからがまた大変というか」


Rachel「続けるのって本当にすごいことだなと思う。ありがたいことだよね。ファンでいるバンドが続けるって。新曲を出してくれるとか、ライヴしてくれるって本当に嬉しいことだよね」


ハマ「考えることはお客さんとどう向き合っていくかばかりかな。民度の話じゃないけど、うちは結構しっかり者のお客さんが多いわけ」


Rachel「しっかり者が多いって特徴があるんだ」


ーーしっかり者を増やしたという感じですよね。


ハマ「そうですね、増やした」


Rachel「しっかり者が好きだから、しっかり者に優しくしたって感じですか?」


ハマ「そうそう」


ーーやっぱりお客さんは鏡ですから。


Rachel「他のアーティストさんたちを見てても本当に思う。似てるなって」


Mamiko「本当にそれ」


ハマ「この間新木場スタジオコーストでショウの誕生日イベントを初めてオールナイトでやって。裏テーマはノーゲロだったんだけど、会場のスタッフから『ここができて史上、一番平和なイベントでした』と言われて。そういうことを経験すると、うちのお客さんを自慢したくなる」


Rachel「ageHaでってことですよね?」


Mamiko「それはすごいなあ」


ーーchelmicoも似てるんですか?


Rachel「似てます」


Mamiko「かわいい」


Rachel「かわいらしい、本当に性格がいいし」


Mamiko「性格がいいね」


Rachel「基本的に民度も高いし、やめてって言ったことはすぐやめる」


ハマ「それ、大事だよね」


Rachel「世代も近くて、身綺麗にしてる人が多い。うちらの話でちゃんと笑ってくれるし、やってって言ったらちゃんとやってくれる」


――男女の比率は?


Rachel「最初は男性が多かったけど今は半々かな」


ハマ「半々ってすごいことじゃない? 同性が増えるってむちゃくちゃ難しい。俺らも男が増えるのは本当に大変だった。それはすごくいいことですね、なんの心配もないね」


Rachel「嬉しいよね、女の子が最前でガーッといたりすると」


Mamiko「いいにおいするし」


Rachel「いいにおいするねー。毎回言っちゃう」


Mamiko「あー、いいにおいするなーって」


ハマ「めっちゃ静かに言うね(笑)。2人は憧れられたりもするだろうしね」


Rachel「メイクのことを訊いてくれたりね。何を使ってるんですかとか、いっぱい情報交換する」


ハマ 「おしろい花を塗ってるんだよーって?」


Rachel 「だよーて……いや、それはやベーやつ(笑)」


ーー(笑)。chelmicoは3月1日から全国ツアーだそうですが、ライヴでハマさんに入ってもらう予定はないんですか?


Rachel「入ってほしいですねー」


Mamiko「やりたいし、実現してほしいんですけど」


Rachel「ずっと狙ってますよ。虎視眈々と狙ってますよ」


ハマ「いつでも。でもまずは曲数を増やしたくない? 参加する曲を」


Mamiko「したい!」


Rachel「何曲でも!」


ハマ「ね、何曲かあったほうが映えるよね。2019年は録音の仕事が全くできなかったから、2020年はもうちょっとペースを戻したいなと思ってるんですよ」


Rachel「じゃあ我々もいっぱい作ろう。用意しよう!」


ーーハマさんは、逆にこういう曲で呼んでほしいというリクエストはないんですか?


ハマ「あまりそういうのはないんです。デモでもう決まってたり、そういう方が好きなんで。自由に弾いてくださいというより、決まってる方が好き」


Mamiko「そうなんだ」


ハマ「でも2人がやってる曲だったらなんでもいいです。俺はバラードの経験値がないからそこだけずっと課題なんだけど」


Rachel「じゃあバラード」


Mamiko「うん、バラードにしようか」


Rachel「ちょっとしっとり系とか、色々入れてみよう」


ハマ「なんでもやりますよ」


Rachel「それこそ今年できるかわからないですけど、バンドセットでツアー回れたらいいなってくらいなんです」


ハマ「この新曲とかドラムンベースが上手い人に叩かせたら格好良さそう」


Mamiko「絶対いいよね」


Rachel「この曲は叩いてみた弾いてみた動画あげてほしいな」


Mamiko「あげてほしいねえ」


Rachel「やりたての人とか上手い人とかにもカッケーってなってほしいから、そういうのでも盛り上がってほしい。じゃあ、ハマさん弾いてみたお願いします!」


ハマ「自発的にあげておきます(笑)」





photography Yudai Kusano
text & edit Ryoko Kuwahara


chelmico
“Easy Breezy”

NHK総合テレビアニメ『映像研には手を出すな!』オープニングテーマソング
発売中
(WARNER/unBORDE)
iTunes



chelmico 感謝祭 Tour
3月1日(日) 横浜 F.A.D
3月7日(土) 福岡 DRUM LOGOS
3月8日(日) 熊本B.9 V2
3月14日(土) 岡山 YEBISU YA PRO
3月15日(日) 京都 MUSE
3月20日(金祝) 札幌 Sound lab mole
4月4日(土) 仙台 CLUB JUNKBOX
5月8日(金) 大阪 BIGCAT
5月10日(日) 名古屋 ReNY limited
5月15日(金) 東京EX THEATER ROPPONGI


chelmico(チェルミコ)
RachelとMamikoからなるラップユニット。2014年に結成。インディーズで2作を残し、2018年にメジャーデビュー。自由気ままなキャラクターと丁寧に作られた楽曲、ラップスキルで注目を集めている。2019年、最新アルバム「Fishing」をリリースし、全国ツアーは全会場完売!全国ツアー「chelmico 感謝祭Tour 2020」開催を発表した。NHKアニメ「映像研には手を出すな!」のオープニングが話題となっている新曲「Easy Breezy」を配信中!
http://chelmico.com
https://twitter.com/chelmico_offi
https://www.instagram.com/chelmico/


OKAMOTO’S
オカモトショウ(Vo)、オカモトコウキ(G)、ハマ・オカモト(B)、オカモトレイジ(Dr)。2010年5月にアルバム 『10’S』を発売。2016年6月1日にNetflixドラマ「火花」の主題歌「BROTHER」を表題曲にしたシングルをリリース。2019年1月9日、8thアルバム『BOY』をリリース。2019年4月6日(土)横浜BAYHALLを皮切りにOKAMOTO’S 10th ANNIVERSARY LIVE TOUR 2019 “BOY“をスタートさせ、2019年6月27日(木)日本武道館での公演も敢行。新曲”新世界“が映画『HELLO WORLD』の主題歌として起用、サントラが9月18日に発売された。
http://www.okamotos.net
https://twitter.com/OKAMOTOS_INFO
https://www.instagram.com/okamotos_official/

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