森美術館10周年記念展として、「アンディ・ウォーホル展：永遠の15分」が2014年2月1日（土）から5月6日（火）まで開催される。
日本では約20年ぶり、史上最大規模となるこの大回顧展では、20世紀アメリカの世相を体現したかのようなウォーホルの作品を、初期から晩年まで包括的に紹介する。
アンディ・ウォーホル美術館の所蔵品から、絵画、シルクスクリーン、ドローイング、フィルム、彫刻、写真など約400点の作品が展示されるほか、「タイムカプセル」と称した箱に収められたウォーホルの私的な書簡、雑誌や新聞の切り抜き、写真など約300点を一挙公開。
その他、ウォーホルが日常的に使用していたスタジオ「シルバー・ファクトリー」をほぼ原寸大で再現した空間や、映像作品約25点の上映など、会場を８つのセクションにわけてウォーホルの軌跡を辿る構成は、彼を知らない人には「入門編」として、ウォーホル通にとっても新たな発見のある展示会となるだろう。
会期中には、講座やシンポジウム、BMWアートカーの展示、グランドハイアット東京とコラボレーションした宿泊プランなどのなどの関連イベントも予定されており遊び心満載。
「将来、誰でも15分間は世界的な有名人になれるだろう」というウォーホルの有名な言葉に由来した今回の展示会は、訪れた人々の心に永遠に刻まれるものとなるだろう。
