レコーディング中にエンジニアに先日の湿布の事をつっこまれる。
どうやらイギリスでは”湿布”というものがあまりポピュラーではないらしい。
エンジニア「へー、中にクスリが塗ってあるんだー。便利だね」
我「いやー、でもただの筋肉痛っすから。」
エンジニア「それ明らかに腱鞘炎だからベイビー☆」(英語でそのまま ”That’s tendonitis, baby♩”と)
エンジニア「うん、ちゃんと医者に見せたほうが良いよ」
というやりとりの末、オフの今日に病院に行ってまいりました。
いつもロンドンでお世話になっている日系病院の先生がベーシストという事もあり
「指弾きとか弾くポジションで痛めるとこ違うんだよねー、何?指弾きだっけ?ベースの高さは?」
的な、とてもありがたくも分かりやすいやりとりが続く。
そして診察、初めてエコー検査というもので自分の筋と骨をリアルタイムにみました。
結果、両腕の手首、肘周辺の4パートが腱鞘炎(詳しくはパートによって名称が違うみたい)。
症状はシリアスじゃないにしろ、ちゃんと治しとかないと駄目だ。
という事で、治療の説明。
一冊の本を出してくれて、丁寧に説明してくれる先生。
しかし、ここである違和感に気づく。
治療例の図に、全て筋のところに注射が刺さっているのである。
げっ
私は27歳にして、未だに注射前は緊張する質である。
しかも図で見る限り、結構痛そうだ。
それぞれの箇所によって注射の刺し方が違う。
(うわっ、痛そう。。。てかこれ、4カ所打たれるのでは。。。?)
という不安は的中。
イギリスなので治療前は患者の同意が必要、という事でかなり詳細までの説明が続く中
必死に表情を変えないように話を聞いていた筆者だが、恐らくバレていたのだろう。
「髪の毛より細い針だからね〜」
実際、そこまで痛くなかった。
しかし、4本連続で注入系の注射をするというのは精神的に張りつめまくり。
外に出た途端
「うひ〜〜〜」
と変な声が出たのは内緒です。
(前回の湿布の写真、包帯フェチの友人に大層喜んで頂いたのでアップデート。)
とりあえず、次のライブである大晦日までベース弾かなければ大丈夫でしょうとのこと。
ご心配おかけいたしました。